アタランタがユリッチ監督の就任を発表した [写真]=Getty Images アタランタは6日、イヴァン・ユリッチ監督が2027年6月までの2年契約で監督に就任したことを発表した。
アタランタは、9年間にわたって指揮を執り、2023−24シーズンにはヨーロッパリーグを制覇してクラブ史上初となる欧州のタイトルをもたらしたジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が退任。後任の監督人事に注目が集まっていた。
現在49歳のユリッチ監督は、現役引退後にジェノアのU−19チームの監督に就任。2011年7月に当時インテルを率いていたガスペリーニ監督のアシスタントコーチとなると、その後マントヴァ(イタリア2部)、クロトーネ(イタリア3部)、ジェノア、ヴェローナ、トリノの監督を歴任した。
そして昨年9月、ダニエレ・デ・ロッシ元監督の後任としてローマの指揮官に就任したものの、不振に陥るチームを立て直す事はできず、昨年11月に解任された。その後、昨年12月にはサウサンプトンを指揮。しかし、プレミアリーグ第31節のトッテナム戦に敗れて降格が決定すると、今年4月に解任されていた。
アタランタはユリッチ新監督の就任に際し、クラブ公式サイト上で「ペルカッシ家(最高経営責任者)とパリュウカ家(オーナー)、そしてクラブ関係者一同は、イヴァン・ユリッチがネッラズーリファミリーに加わることを歓迎する」とコメントした。