楽天・小郷裕哉 6日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−楽天』で解説を務めた田尾安志氏が、楽天の小郷裕哉について言及した。
小郷は昨季143試合フル出場し、打率.257、7本塁打、49打点、32盗塁でレギュラーを獲得したが、今季は試合前まで打率.148と低迷。田尾氏は「こんなバッターじゃないですからね」とポツリ。
同日の巨人戦に『6番・ライト』でスタメン出場した小郷は、0−0の5回無死走者なしの第2打席、赤星優志が1ボール1ストライクから投じた147キロのストレートが左中間を破る二塁打。田尾氏は「今のスイングは素晴らしいスイングしていますよね」と評価した。
小郷は続く1−0の7回無死走者なしの第3打席、赤星が1ストライクから投じた2球目のフォークをレフト前に安打。田尾氏は「掴みましたね。これからいきそうですね」と予想した。
小郷は2−0の8回二死二塁の第4打席、田中瑛斗が2ボール2ストライクから投じた6球目のストレートをライト前に弾き返し、猛打賞を達成。田尾氏は「2本打った時点で、これ戻ったなと思ったんですね。今の打席も最後決めましたよね」と解説した。
さらに田尾氏は「体を捻ることによってミートポイントからバットから離れる形が作れる。それでいてグリップが体の近くを通るので、オーバースイングにならないんですよね」と話していた。
(ニッポン放送ショウアップナイター)