解任されたポステコグルー監督がメッセージを送った [写真]=Getty Images トッテナムを去ったアンジェ・ポステコグルー監督が、ファンに向けてメッセージを送った。
ポステコグルー監督は、2023年夏にトッテナムの監督に就任。2023−24シーズンは、開幕から3カ月連続で月間最優秀監督賞を受賞し、初年度はプレミアリーグ5位で終えた。しかし今季は、イングランドのトップリーグにおけるクラブワーストタイとなる22敗を喫し、プレミアリーグ17位と低迷。ヨーロッパリーグ(EL)を優勝し、クラブに17年ぶりとなる主要タイトルをもたらしたが、6日に解任が発表された。
ポステコグルー監督は、代理人事務所である『CAA Base』の公式インスタグラムアカウントを通じて、「トッテナムの監督として過ごした時間を振り返ると、誇りという感情が最も強い。イングランド歴史あるクラブの1つを指揮し、ふさわしい栄光を取り戻す機会を得たことは、一生の思い出になるだろう。ビルバオ(EL決勝戦の地)でのあの夜は、2年間の努力と献身、そして夢に向かう信念の集大成だった」と振り返り、次のように続けた。
「多くの人たちが不可能だと語ったことを達成しようとする試みには、数々の課題に加えて雑音もたくさんあった。また、我々はこのクラブが次の成功を手にするまで、17年も待つ必要がないような基盤も築き上げた」
「選手たちには絶大な信頼を寄せているし、彼らには大きな可能性と成長の余地があると信じている。そして、クラブの生命線であるファンに心から感謝したい。困難な時期もあったが、私の成功を望んでいるという思いが、前に進むためのモチベーションをもたらしてくれた。そして、私を日々励ましてくれた、懸命に働くスパーズの人たちに感謝することも大切だ」
「最後に、この2年間、常に私に寄り添ってくれた人たちに感謝したい。今やこのクラブの伝説となった素晴らしい若者たち、そして、私が何か特別なことを成し遂げられると信じて疑わなかったコーチたち。私たちは永遠につながり続ける。Audere est Facere(ラテン語で「為せば成る」の意)」