首都圏の東側、太平洋に突き出た房総半島が大部分を占める「千葉県」。冬暖かく夏涼しい海洋性の温暖な気候で、特に南房総沿岸は冬でもほとんど霜が降りません。三方を海に囲まれていて山も近いため、豊かな自然と山の幸・海の幸に恵まれているのも魅力ですよね。
今回は、「千葉県で地元民が本当に住みやすいと思う市区町村は?」というテーマについて考えてみましょう。まずは編集部がピックアップした3つの市について見ていきます。
東京から20キロ圏内にある「船橋市」は、都市と自然とのバランスが取れているのが魅力です。JR総武線の船橋駅から東京駅までは約25分でアクセス可能。沿岸部には多くの生物が育つ干潟の「三番瀬」があり、内陸部には住宅地や商業地に加えて農地も広がっています。
江戸時代には、船橋沖は御菜浦(おさいのうら)として魚介を将軍家に献上する役目があったほど漁業がさかんでした。今もスズキやアサリ、ノリなどの魚介類が水揚げされ、「江戸前」として人気を集めています。
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「流山市」は千葉県北西部にあり、目指すイメージとして「都心から一番近い森のまち」を掲げています。市内にはつくばエクスプレス、JR武蔵野線、JR常磐線、東武アーバンパークライン、流鉄流山線が通っており、都心だけでなく、さいたま新都心や幕張などへのアクセスも良好です。
子育て環境の整備に力を入れており、市内の保育園へバスで子どもを送迎してくれる「駅前送迎保育ステーション」を市内2カ所に設置。また、市内には約400の公園や森があり、豊かな自然を身近に感じられるのも魅力です。
「浦安市」は千葉県の北西部にあり、旧江戸川を挟んで東京都と接しています。JR京葉線で新浦安駅から東京駅まで約20分と、都心部へアクセスしやすいエリアです。
舞浜地域には国内有数の人気を誇るテーマパークの東京ディズニーリゾートをはじめ、多くのホテルや飲食店などが集積。また新浦安駅周辺には大型ショッピングセンターが複数あり、買い物のしやすさも魅力です。
都心へのアクセスの良さや美しい海、東京ディズニーリゾートなど魅力いっぱいの千葉県。本当に住みやすいと思う市区町村はどこですか?
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