カブス、CY賞左腕スクバルの前に惜敗 鈴木誠也は無安打2三振、相手の好守に阻まれ打点無し
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2025年06月07日 10:30 ベースボールキング

カブス・鈴木誠也(写真=GettyImages)○ タイガース 3−1 カブス ●
<現地時間6月6日 コメリカ・パーク>
シカゴ・カブスがタイガースとの敵地カード初戦に惜敗。鈴木誠也外野手(30)は「3番・指名打者」でフル出場するも、2度の好機で凡退するなど無安打に終わった。
ここまで30球団2位の得点数を記録する好調カブス打線は、昨季ア・リーグのサイ・ヤング賞に輝いた左腕スクバルと激突。0対1とビハインドで試合を折り返すも、6回表に9番マット・ショウ、2番カイル・タッカーによる2本の二塁打で試合を振り出しに戻した。なおも一死二塁という好機で第3打席を迎えた鈴木はスクバルの甘く入った初球スライダーを捉えたが、あとひと伸び足りず、右中間深くへの中飛。後続も倒れて同点止まりに終わった。
カブスは直後の6回裏、先発右腕ベン・ブラウンが5番トーケルソンに15号ソロを浴び、この一発が決勝点。自己最長に並ぶ7イニングを2失点で投げ切って強敵スクバルとの投手戦を演じたが、惜敗を喫した。
鈴木は1点を追う8回表の第4打席、二死一、三塁の好機で2番手右腕ベストから右翼フェンス際への好打球を放つも、右翼手カーペンターのジャンピングキャッチに阻まれて得点ならず。この試合4打数無安打、2三振に終わり、今季成績は打率.265、14本塁打、53打点、OPS.868となっている。
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