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<バレーボール・ネーションズリーグ(VNL):日本3−0セルビア>◇6日(日本時間7日)◇予選ラウンド第1週◇第2戦◇カナダ・オタワ
昨年の銀に続く2大会連続メダルを目指す世界ランキング7位の女子日本代表が、開幕2連勝を飾った。
世界選手権2連覇中で同10位のセルビアと対戦。開幕戦のオランダ戦に続き、2戦連続で3−0(25−19、25−21、25−13)のストレート勝利を収めた。オポジットの和田由紀子が、チーム最多17得点をマークした。
第1セット(S)から日本の多彩な攻撃が光った。初戦に続き、この日もセッター関菜々巳、対角に和田、アウトサイドヒッターは石川真佑と佐藤淑乃、ミドルブロッカーは宮部藍梨と島村春世、リベロ小島満菜美がスタメン出場。序盤に佐藤の鋭いサーブで流れをつかむと、島村のブロード攻撃や石川のブロックアウトなど技ありの4連続得点で先行。その後も和田、佐藤、石川を中心に得点を重ね、徐々にリードを広げてセットカウントを先取した。
第2Sは1−5とビハインドを背負いながらも、島村のクイックなど4連続得点ですぐに同点に追いついた。中盤に和田のパワフルな強打で逆転すると、その後も和田にサービスエースが飛び出すなど攻め手を緩めず、連取に成功した。第3Sは、若い選手を主体としたセルビアはミスを連発。日本は勢いそのままに、相手のブロックを利用したスパイクなどで冷静にポイントを重ねた。石川の2段トスを和田が華麗に打ち抜き20得点目を奪取すると、最後はマッチポイントで佐藤がアタックを決めて勝ちきった。
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今季からキャプテンを務める石川は「高さあるチームだったが、修正してうまくできた」とうなずいた。次戦は7日(同8日)、同9位の地元カナダと対戦する。石川は「気持ちを入れて勢いで来ると思う。そういうところで押されないように」と、気を引き締めていた。
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