日本の本州最北端に位置する青森県。三方を海に囲まれており、冷涼な気候や変化に富んだ自然を特徴としています。特産品では、2023年度のデータで全国シェア60%以上を誇る「りんご」をはじめとする農作物、観光では「白神山地」や「三大ねぶた祭り」が有名ですよね。
そこで今回は、「青森県で一番有名だと思う市町村は?」というテーマについて考えてみましょう。まずは、3つの市をピックアップして紹介します。
青森市は青森県の県庁所在地。県のほぼ中央、青森湾に面する場所に位置しています。面積はむつ市に次ぐ県内2番目、人口は県内最多。夏が短く冬が長い気候で、世界有数の豪雪都市と言われています。
そんな青森市を象徴するイベントが、毎年300万人を超える観光客が訪れる「青森ねぶた祭」です。1980年に国の重要無形文化財に指定された歴史あるお祭りで、伝統を次世代へ引き継ぐための条例も制定されています。
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弘前市(ひろさきし)は青森県南西部に位置する街。古くから城下町として栄えた歴史があり、現在も弘前城を中心に風情ある街並みが広がっています。また、「りんごの街」としても有名です。
春には「弘前城の桜まつり」、夏には「ねぷた祭り」といったように、四季折々のイベントを楽しめるのも弘前市の魅力。ねぶた祭りといえば青森市も有名ですが、青森ねぶたは戦勝の祭り、弘前ねぷたは戦への出陣の祭りという違いがあるそうです。
八戸市(はちのへし)は青森県の南東部に位置する街。太平洋に面しており、「種差海岸(たねさしかいがん)」やウミネコの繁殖地として知られる「蕪島(かぶしま)」などの風光明媚な自然スポットが市街地のすぐそばにあります。
街をあげたお祭りや行事も盛んで、豪華な山車の行進が見どころの「八戸三社大祭」と、豊作を祈る「八戸えんぶり」がよく知られています。「蕪嶋神社」のような歴史スポットもあり、美しい自然と伝統文化が融合した魅力的な街です。
ここまで、青森県の市町村の中から3つの市を紹介しました。あなたが「一番有名だ」と思う青森県の市町村はどこですか?
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