ノジマの「Switch 2」が転売ヤーの餌食に 「貴重な一台がこのような形になってしまい残念」 メルカリでも“高額出品”相次ぐ

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2025年06月07日 16:11  ITmedia Mobile

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「Nintendo Switch 2」

 ノジマは「ノジマオンライン」で販売した「Nintendo Switch 2」が転売されていたと明らかにした。


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 「転売撲滅宣言を掲げて、ゲームを楽しみたい方に届くように取り組む」ノジマだが、「完全には防げず、当店から購入した商品が転売されていた」とポスト。その上で、「貴重な一台がこのような形になってしまい残念だ」とし、フリマサイトにて確認したと思われる「該当アカウントの利用停止処置を実施した」とした。


●メルカリでも高額出品が相次ぐ 希望小売価格の2倍以上の価格で出品も


 Switch 2は任天堂が6月5日に発売したゲーム機。発売直後、フリマサービスの「メルカリ」「ラクマ」では、関連商品の出品ページが散見された。例えば、希望小売価格が5万3980円の「Nintendo Switch 2(日本語・国内専用)マリオカート ワールド セット」は、8〜10万円前後の価格で出品されており、中には希望小売価格の2倍以上の価格が設定された出品もあった。


 発売前から高い注目を集めたSwitch 2を巡っては、任天堂の古川俊太郎社長が4月23日、「事前の想定を大幅に上回る」需要があったと公表した。それによれば、抽選販売への応募数は、「日本だけで約220万人」と、非常に多くの人が応募したという。


 任天堂の公式オンラインストア「マイニンテンドーストア」では抽選販売への参加条件として複数の要件を設けていた。5月27日には、任天堂がフリマサービスなどを運営するメルカリ、LINEヤフー、楽天グループと連携し、不正出品の防止に取り組むことを発表していた。


 LINEヤフーではSwitch 2の発売後も当面の間、「Yahoo!オークション」や「Yahoo!フリマ」で本体の出品を禁止した一方、メルカリやラクマでは出品そのものは制限されていない。メルカリは「価格が急騰している可能性があります」などと注意喚起を実施している。


 ノジマオンラインではロイヤル顧客を優遇する「招待制販売」と広く参加できる「シークレット販売(抽選)」を併用するハイブリッド型の販売手法をとっている。


 人気商品を定価で仕入れて通常価格より高値で転売してもうける、いわゆる「転売ヤー」の撲滅には時間と手間がかかるようだ。



このニュースに関するつぶやき

  • このクラスになると任天堂が一括予約、受け渡しは郵送or店舗選択で、割り振った店舗番号(例えばノジマは300番台とか)を記載してもらうとか出来ないかな。
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