【地元の60代以上が選ぶ】優秀な生徒が多いと思う「秋田県の公立高校」ランキング！　2位は「秋田南高校」、1位は？

　東北地方に位置し、同地方で3位、全国で見ると6位の面積を持つ秋田県。山岳地帯の一部が世界遺産に登録された「白神山地」や、「北海道・北東北の縄文遺跡群」として世界文化遺産に登録された遺跡「伊勢堂岱遺跡」や「大湯環状列石」など、広大な土地にさまざまな文化や歴史が詰まっています。そんな秋田県では、長い歴史を持つ伝統校や地域に根付いた学習・活動を行う学校など、多くの公立高校で学生たちが勉学に励んでいます。

【画像：ランキング10位〜1位を見る】

　ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、秋田在住の60代以上を対象に「優秀な生徒が多いと思う秋田県の公立高校は？」というテーマでアンケートを実施しました。

　地元である秋田県在住の60代以上から「優秀な生徒が多いと思う」と票を集めたのは、どの高校だったのでしょうか。それでは結果を見ていきましょう！

第2位：秋田南高校

　第2位は「秋田南高校」で、得票率は22.1％でした。秋田市仁井田緑町に位置する秋田南高校は、1962年に開校した県立高校。2016年には中等部が開校し、中高一貫校となりました。2015年から5年間、文部科学省のスーパーグローバルハイスクール（SGH）に指定され、SGH終了後は2021年からSGHネットワーク事業に参加しています。

　秋田南高校では、同校が育成を目指すグローバルリーダーを「世界規模の問題を明確に意識して、日本の現状や郷土の課題を海外の事象と比較検証しながら論理的に考察し、他者と協働しながら世界全体のために解決策を考え、社会に向けて発信・提言していくことができる人間」と定め、課題設定能力・課題探究能力・論理的思考力・プレゼンテーション能力・実践力を身に付けた人材の育成に注力しています。

第1位：秋田高校

　第1位は「秋田高校」で、得票率は32.4％でした。秋田市手形字中台に位置する秋田高校は、明治時代の1873年に設置された洋学校をルーツとする県立高校。150年以上もの歴史を持つ伝統校です。

　入学時には普通・理数科と一括募集し、2年次から普通科と理数科に分かれ、さらに普通科は希望する進路に応じて文系コースと理系コースに分かれるのが特徴。また、理数科では筑波研究学園都市研修や体験的・主体的学習を実施する「理数探究」を設け、研究に必要な理数科目を幅広く学んでいきます。