<水泳:東京都選手権>◇第2日◇7日◇東京アクアティクスセンター
7月の世界選手権に出場するアーティスティックスイミング(AS)日本代表が、エキシビション演技を披露した。
チームテクニカルルーティン(TR)のテーマはバスケットボール。全員がテーマを意識した赤の水着に身を包み、課題としている高さに向き合いながら演技した。キャプテンで4番を託された佐藤友花(23=ジョイフルアスレティックク)は7月18日からシンガポールで始まる大舞台へ「チームの半分以上が(24年パリ五輪後で)新しい。フレッシュさを生かして(期間中は)最初から最後まで勢いのある試合運びをしたい。スピーディーで、元気で、迫力がある演技を目指したいです」と力を込めた。
代表の中心として活躍が期待される比嘉もえ(17=井村ク)は「得点王でエース」という意味の9番を担った。パリ五輪チーム銅メダルのスペインが演技に気持ちを込めている例を出して「今日のバスケは、まだストーリー性がまとまりきっていない。感情をどう表現していくかを、もっと話し合ってやっていかないといけないと思います」と完成度向上を誓った。
今後は13〜15日に中国・西安で開催されるW杯スーパーファイナルに向かう。現役時代に五輪でメダル5個を獲得した宮川(旧姓立花)美哉ヘッドコーチ(50)は「ここまでの(W杯)3戦で出てきた課題を修正して、評価を聞きたい」と位置付けた。【松本航】
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