オーストラリア戦は先発出場していた渡辺 [写真]=Getty Images JFA(日本サッカー協会)は7日、6月10日に控えたFIFAワールドカップ26アジア最終予選のグループC第10節インドネシア代表戦に臨む日本代表のメンバーから、DF渡辺剛(ヘント/ベルギー)が離脱することを発表した。渡辺に代わる選手の追加招集がないことも明かされている。
日本代表は5日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選のグループC第9節で、敵地でオーストラリア代表に0−1で敗れた。同試合、渡辺は3バックの中央で先発出場していたものの、70分にハムストリングのあたりを痛めた素振りを見せ、ピッチ上に座り込んでしまう。プレー続行は不可能となり、DF高井幸大(川崎フロンターレ)との交代でピッチを後にしていた。
渡辺にとっては今回が、昨年3月に行われたFIFAワールドカップ26アジア2次予選以来、約1年3カ月ぶりの日本代表復帰だった。前述のオーストラリア代表戦に出場したことで、AFCアジアカップカタール2023ぶりに日本代表のピッチに立っていたが、今シリーズの2試合目を戦うことなくチームを離れることが決まった。
なお、JFAは6日付でDF町田浩樹(ユニオン・サンジロワーズ/ベルギー)の離脱も発表済み。10日にFIFAワールドカップ26アジア最終予選の最終節をホームで控えるなか、守備陣にケガ人が相次いでいる。
【ハイライト動画】日本代表がオーストラリアに16年ぶり敗北