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<テニス全仏オープン>◇7日◇パリ・ローランギャロス◇車いすの部・女子シングルス決勝
第1シードの上地結衣(31=三井住友銀行)が5年ぶり5度目の優勝を果たした。第2シードのアニク・ファンクート(オランダ)を6−2、6−2で破り、頂点に返り咲いた。シングルス通算10勝の節目にも到達した。
表彰後の優勝インタビューは次の通り。
「まだ混乱しています(笑い)。最初に何て言えばいいのか、どう始めたらいいのか分からないけれど、まずはアニクに『おめでとう』と言いたいです。あなたは本当にタフなファイターで、最後のポイントまで諦めなかった。毎回あなたと対戦できて本当にうれしいです」
「そして、いつもこのような素晴らしい大会を開催してくれて、本当にありがとうと言いたいです。ボランティア、ボールキッズ、審判…。そして、このような素晴らしい舞台で戦えるようサポートしてくれている全ての人に感謝しています。さらに、今日も見に来てくれて本当にありがとうございます」
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「私にとっては先月、けがをして、ここに来られるかどうか分からなかったので、今年もローランギャロスに出場できて、また新たなタイトルを獲得できて、本当に本当に、うれしいです」
「応援してくれているチームに、ここにいる全員ではないけれど、トロフィーを見せて、この瞬間を共有したいと思います。彼らなしでは、このような素晴らしい機会を得ることはできなかったと思います。メルシーボクー!(フランス語で、本当にありがとう)」
前日6日の女子ダブルスでは、コタツォ・モンジャニ(南アフリカ)と組んで2年ぶりV。李暁輝、王紫瑩組(中国)に4−6、7−5で迎えたマッチタイブレークを10−7で制しており、この日で全仏「2冠」となった。
この赤土の会場では、昨夏のパリ五輪(オリンピック)でも2冠を成し遂げており、思い出の地で再び歓喜にまみれた。
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