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<競泳:東京都選手権>◇第2日◇7日◇東京アクアティクスセンター◇男子400メートル個人メドレー決勝
7月の世界選手権(シンガポール)日本代表の松下知之(19=東洋大)が、4分8秒71の大会新記録で優勝した。
24年パリ五輪で銀メダルを獲得した4分8秒62に迫る好記録。3種目目の平泳ぎまで東洋大の1学年後輩にあたる西川我咲(18)と競り合い、自由形で引き離した。
今大会中、日本代表は2段ベッドが並ぶ8人部屋で共同生活。タフな状況での結果を求めており、けん引する副将は「手応えを感じています。まずは(4分)5秒台を出したい。マルシャン選手と競って、それ以上のタイムが出ると思うので、まずは5秒台を出す練習をしっかりしたいと思います」と言い切った。パリ五輪金メダルで、世界記録4分2秒50を持つレオン・マルシャン(フランス)との直接対決を見据えた。
今後はスペインでの高地合宿を経て、世界選手権へ向かう。日本記録は16年リオデジャネイロ五輪で金メダルをつかんだ萩野公介の4分6秒05。その先の世界へと、足を踏み入れる準備を進める。【松本航】
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