写真 日本代表は7日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選・グループC第10節のインドネシア代表戦に向けて、大阪府内で調整。練習後、GK鈴木彩艶(パルマ/イタリア)が取材に応じ、ベンチから見たオーストラリア代表戦を振り返りつつ、最終予選を締めくくる次節のインドネシア代表戦を見据えた。
ここまで守護神として日本のゴールマウスを守り続けたGK鈴木だったが、すでに本大会出場を決めたこともあり、5日に行われたオーストラリア代表戦は、GK谷晃生が先発出場。ベンチから見守ることになったオーストラリア代表戦については「相手が引いてきた時にボールを持つ時間が多くなりつつも、なかなか最後の一歩のところが出なかった」と述べ、自身が先発したホームでのオーストラリア戦同様、「もどかしいゲームだった」と振り返った。
東京五輪からのチームメイトでもある谷や大迫敬介と切磋琢磨している現在の状況については、「自分が出る時は両選手に支えられていますし、出るために常日頃から練習していますけど、ピッチに立った選手が気持ちよくプレーできるように最後はやるだけ」と一丸となっていることを強調。インドネシア戦に向けても「(試合に出る)準備をしますが、どのような立場でもチームのためにしっかり戦っていきたいと思います」と続けた。
そのインドネシア代表戦を前に、最終ラインのDF町田浩樹とDF渡辺剛が負傷離脱。A代表での経験が浅い選手たちが多いなか、「自分は予選から出続けてきたので、次はしっかりとまとめていきたいと思います」と意気込み、「次で最後というのもありますし、負けた後の試合は大事になる。突破は決まっていますけど、しっかり勝利で締めくくることが大事ですし、今後のポット分けにもかかってくるので、結果を出せるようにやっていきたい」と必勝を誓った。