アル・ナスルに所属するC・ロナウド [写真]=Getty Images アル・ナスルに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、6月14日から開催されるFIFAクラブワールドカップ2025(クラブW杯)への不参加を明言した。7日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
2024−25シーズンのサウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)で21勝7分6敗を記録し、勝ち点「70」の3位フィニッシュを果たしたアル・ナスル。今年2月に40歳となったC・ロナウドは、在籍3年目となった今シーズンもリーグ戦30試合出場25ゴール4アシストをマークし、2年連続の得点王に輝いた。すると、SPL最終戦を終えたC・ロナウドが先月27日に自身の公式Instagramを更新し、「この章は終わりを迎えた。物語は?まだまだ続く。すべてに感謝している」と記載。アル・ナスルとの契約が今年の6月30日までとなっているため、退団の可能性が取り沙汰されている。
これを受け、『スカイスポーツ』などの大手メディアは、C・ロナウドが6月14日から開催されるクラブW杯への参加を熱望しており、同大会への出場権を持つクラブへ加入するのではないかと主張。モロッコのウィダード・カサブランカ、ブラジルのボタフォゴ、メキシコのモンテレイ、さらにはサウジアラビアのアル・ヒラルなどを新天地の候補として報じた。
そんななか、ポルトガル代表の一員としてUEFAネーションズリーグ(UNL)の決勝を控えるC・ロナウドが前日会見に出席。クラブW杯への参加について問われた同選手は、「クラブW杯には出場しない」と明言し、「いくつかのチームから連絡があった。納得のいく話もあれば、そうでないものもあった。しかし、すべてを実現することはできない。すべてのボールをキャッチすることはできないんだ」と不参加を表明した。
また、スペインと激突するUNL決勝を前にして、自身の去就が「ほぼ決まっている」とコメント。果たしてC・ロナウドはどのような決断を下すのだろうか。