イングランド代表がトゥヘル体制で“3連勝”! ケインの4戦連発弾でアンドラ代表に1−0勝利

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2025年06月08日 03:32  サッカーキング

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勝利を収めたイングランド代表 [写真]=Getty Images
 FIFAワールドカップ26欧州予選・グループKの第3節が行われ、アンドラ代表とイングランド代表が対戦した。

 ここまで2試合を消化した欧州予選で連勝を飾り、グループKで首位に立っているイングランド代表。トーマス・トゥヘル新監督の初陣となった3月の2試合でいずれも完封勝利を収め、7大会連続の本大会出場を目指す“スリーライオンズ”は最高のスタートを切った。対するは、連敗を喫して最下位に沈むアンドラ代表。強豪との一戦で意地を見せたいところだ。

 試合は立ち上がりからイングランド代表が圧倒したものの、アンドラ代表も堅い守備ブロックを敷いて応戦。ハーフコートゲームが続くなか、イングランド代表が14分に右サイドでコーナーキックを獲得する。ショートパスからリターンを受けたコール・パーマーがクロスを入れ、相手に跳ね返されたボールがボックス手前のジュード・ベリンガムへ。後方でサポートしたノニ・マドゥエケが左足でゴールを狙うが、強烈なミドルシュートはGKに防がれた。

 19分には自陣左サイドでボールを持ったリース・ジェームズが浮き球のスルーパスを供給。縦に抜け出したマドゥエケがドリブルでペナルティエリア内に持ち運び、左足でゴール前にグラウンダーのクロスを入れる。飛び込んできたハリー・ケインには合わなかったが、大外で待つカーティス・ジョーンズが再びゴール前にマイナスの折り返しを配球。しかし、ケインがダイレクトで放ったシュートは枠の右に外れてしまった。

 前半終了時点でイングランド代表は82パーセントのボール支配率を記録し、10本をシュートをお見舞い。一方のアンドラ代表は1本のシュートに留まったものの、スコアレスでハーフタイムに突入した。

 そんななか、後半開始直後の50分にイングランド代表がスコアを動かす。敵陣左サイドでのスローインからプレーが再開され、一度最終ラインまで下げながら右サイドに展開。エズリ・コンサからボールを受け取ったC・ジョーンズが前を向き、ボックス内へと出したスルーパスにケインが抜け出す。ワンタッチで合わせたシュートはGKに防がれたが、左に流れたこぼれ球をマドゥエケが折り返す。最後はケインが倒れ込みながら押し込み、イングランド代表が均衡を破った。なお、ケインは4試合連続ゴールとなった。

 結局、その後も主導権を握り続けたイングランド代表が1−0で勝利。アンドラ代表を下して首位をキープした。次戦、アンドラ代表は10日にアウェイでセルビア代表と対戦。イングランド代表は9月にホームで行われるアンドラ代表との再戦まで欧州予選がなく、10日にセネガル代表との国際親善試合に臨む。

【スコア】
アンドラ代表 0−1 イングランド代表

【得点者】
0−1 50分 ハリー・ケイン(イングランド代表)

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