大谷翔平 4試合連続安打 9回1死から内野安打でチャンスメイク 18イニングぶりの得点を演出 ド軍はサヨナラ負けで連敗

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2025年06月08日 06:02  TBS NEWS DIG

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■MLB カージナルス2×−1 ドジャース(日本時間8日、ブッシュ・スタジアム)

ドジャースの大谷翔平(30)が敵地でのカージナルス戦に“1番・DH”で出場し、4打数1安打1四球だった。1点を追う9回に内野安打で出塁し、4試合連続安打。そこからチャンスを作り、チームは18イニングぶりに得点を奪った。その裏、無死一、三塁のピンチで代打・N.アレナード(34)にサヨナラヒットを浴びてドジャースは連敗となった。

直近3試合で12打数5安打、打率は.417、しかし、5安打ともにシングルヒットと長打はなしとなっている。カージナルスの先発は2023年に韓国リーグで20勝をマークし、メジャーに帰ってきたE.フェッディ(32)。通算成績は4打数1安打、昨季、フェッディがホワイトソックス所属の時にホームランを放った。

1回の第1打席、シンカー、カットボール、チェンジアップ、スイーパーとフェッディに持ち球を全て投げさせて、フルカウントから内角低めのカットボールをセカンドゴロ。まずは全球種の軌道を確認した。

3回の第2打席は四球で出塁、続く2番・M.ベッツ(32)の打席で盗塁を試みたが、ベッツが打ってしまい、センター前へ、大谷は2塁へスライディングしたが、すぐに立って3塁まで進塁した。ここから2死満塁のチャンスを作ったが、4番・W.スミス(30)がセンターフライに倒れて、先発の山本由伸(26)を援護できなかった。

5回、先頭の9番・キム ヘソン(26)がレフト前ヒットで出塁、続く大谷の第3打席、1球目でキムが今季6盗塁目を成功、無死2塁で大谷は2球目を打っていったが、自打球がレガースで覆われていない右足つま先に直撃、大谷は膝をついて痛みに耐えた。カウント2−2から6球目をセンターフライ、やや右足を気にする素振りを見せた。ドジャースは無死2塁の走者を生かせずに無得点。またも山本を援護できなかった。

0対0で迎えた7回、9番のキムが内野安打で出塁、そして、大谷の第4打席、カージナルス2人目、左腕・S.マッツ(34)と対戦。カウント0−1からチェンジアップにタイミングを外されてショートフライ。その後、1死一、二塁のチャンスを作ったが、3番・フリーマンがセカンドゴロ併殺打で3度目のチャンスも生かせなかった。

ドジャースは8回、3人目、カスパリウス(26)が2死一、二塁のピンチを招き、5番・バールソンの打球がピッチャーを強襲、カスパリウスは拾ってすぐに送球したが、1塁は間に合わず、2塁走者のウィンが俊足を飛ばして一気にホームを狙い、先制点を奪われた。

1点を追う9回、1死から大谷の第5打席、カージナルスの守護神、R.ヘルズリー(30)と対戦。1球目は102.6マイル(165キロ)でボール、2球目、100マイル(160キロ)をセンター方向へ弾き返し、セカンドベースに当たる内野安打で出塁、続くベッツもセンター前ヒットで1死一、三塁のチャンスを作った。3番・フリーマンは空振り三振に倒れたが、ワイルドピッチとなり、3塁走者の大谷がホームに還り、1対1の同点、18イニングぶりの得点をマークした。

しかし、その裏、無死一、三塁のピンチを招くとドジャースは内野を5人にするシフトを取ったが、代打・N.アレナード(34)に誰もいないレフトに運ばれて、サヨナラヒット、ドジャースは連敗となった。
 

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