ドジャース、サヨナラ負けで2連敗 大谷翔平は4戦連続安打で同点機演出 山本由伸は6回無失点の好投も報われず

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2025年06月08日 06:24  ベースボールキング

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4試合連続安打を記録したドジャース・大谷翔平(写真=GettyImages)
○ カージナルス 2x−1 ドジャース ●
<現地時間6月7日 ブッシュ・スタジアム>



 ロサンゼルス・ドジャースがサヨナラ負けを喫し、中地区2位カージナルスに連敗。大谷翔平選手(30)は「1番・指名打者」でフル出場し、4戦連続安打をマーク。先発登板した山本由伸投手(26)は6回無失点と好投するも、白星を挙げることはできなかった。



 中5日での先発マウンドに上がった山本は初回、1番ヌートバーとの‟侍ジャパン対決”で空振り三振を奪い、その後、二死一、三塁とピンチを背負いながらも無失点の立ち上がり。2回裏には二死から連打と死球で満塁のピンチを招いてヌートバーを迎えたが、2打席連続の空振り三振に仕留め、先制点は与えなかった。



 3・4回と続けて三者凡退を記録。5回裏は先頭打者を四球で歩かせ、一死からヌートバーに左前安打を浴びて走者を溜めたが、後続を打ち取ってピンチを脱出。6回裏も三者凡退に抑え、カージナルスの右腕フェディとスコアレスの投手戦を演じた。



 前日完封負けを喫したドジャースは8回表までに得点圏で10打数無安打、11残塁とこの試合も決定力に欠き、山本を援護することができず。スコアレスの8回裏には3番手右腕ベン・カスペリアスが二死一、二塁とピンチを背負い、5番バールソンに強襲の内野安打を浴びる間に先制点を献上した。



 それでも1点を追う9回表、昨季セーブ王の守護神ヘルズリーから大谷が二塁ベース直撃のラッキーな内野安打で出塁すると、2番ムーキー・ベッツの安打で一死一、三塁と好機を作った。3番フレディ・フリーマンは空振り三振を喫すも、この最終球が暴投となって三塁走者の大谷が同点のホームイン。チームとして18イニングぶりの得点を挙げ、土壇場で試合を振り出しに戻した。



 しかし9回裏、回跨ぎの右腕カスペリアスが先頭の7番ゴーマンに二塁打を浴びると、8番パヘスのバント処理で失策を喫して無死一、三塁。内野5人シフトで代打アレナドとの対戦に臨むも、無人となった左翼にサヨナラの適時打を運ばれ、2連敗を喫した。



 この試合の大谷は4打数1安打、1得点、1四球、1三振という内容で4試合連続安打をマーク。今季成績は打率.294、23本塁打、OPS1.023となっている。



 また、山本は6回94球を投げて4被安打、3四死球、9奪三振、無失点という投球で勝敗付かず。今季13戦目を終えて成績は6勝3敗。千賀滉大(メッツ)、ポール・スキーンズ(パイレーツ)に次いでナショナル・リーグ3位の防御率2.20を記録している。

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