
希望を持って転職した先で、待ち受けていたのは理不尽な人事だった。しかもそこは、人材系の会社だったというから驚きだ。
投稿を寄せたのは、「人材会社」に中途入社した東京都の50代女性。そもそも出だしから不穏だったようだ。半年間の予定だった研修は3か月に短縮されたという。
配属先とスタート日は、研修中に決められた。研修が終わり、気持ちを新たに配属先で働き始めるはずだった。ところが、その直前に事態は急変する。(文:天音琴葉)
「スタート日の前日に『人事命令だ』と別部署への配属を言い渡された」
新たな配属先は「継続の見込めないプロジェクト」だった
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突然の辞令に、受け入れ予定だった部署も新たな配属先も混乱したという。しかも、その新しい部署は「継続の見込めないプロジェクト」だった。女性は、直属の上司による「単なる嫌がらせのような人事」だと感じたようだ。
理不尽はこれだけにとどまらず、
「仕事の面では提案したアイディアを盗まれる。(中略)切磋琢磨の意味で仕方ないとは思うが、こちらがやりたいと志望した仕事を阻むのに大した理由もなさそう」
と、キャリアを妨害されたという。投稿者は一連の出来事を「要は新人つぶし」だと考えており、「人材会社としての民度が問われる」と憤りをあらわにした。
もしかすると会社側にはプロジェクトの急な変更など、やむを得ない事情があったのかもしれない。しかし、本人への十分な説明がなければ、納得できないのも無理はないだろう。
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