当面の代表辞退を発表したロベルト・レヴァンドフスキ [写真]=Getty Images ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキは、しばらく代表チームへの参加を辞退する意向のようだ。8日、自身の公式Instagramで明かしている。
ここまで2試合を消化したFIFAワールドカップ26欧州予選で連勝を記録し、グループGの首位に立つポーランド代表。6日に開催されたモルドバ代表との国際親善試合を2−0で勝利した同国代表は、10日に敵地でフィンランド代表との欧州予選・第3節に臨む。しかし、今回のインターナショナルウィークでは、国際Aマッチ通算158試合出場85ゴールを誇る“絶対的エース”のレヴァンドフスキが代表招集を辞退していた。
そんななか、ポーランドサッカー協会(PZPN)は6日、チームを率いるミハウ・プロビエシュ監督の決定により、ピオトル・ジエリンスキが新キャプテンに就任したことを発表。この主将交代は、これまでキャプテンを務めてきたレヴァンドフスキやチーム全員、スタッフなどにも事前に伝達した上での決定であるという。
だが、レヴァンドフスキは発表から2日後にInstagramのストーリーズを投稿し、「現状と監督への信頼喪失を考慮し、彼が指揮を執る間はポーランド代表としてのプレーを辞退することを決めた」と説明。プロビエシュ監督に対する不満を示しながら、当面の代表チーム不参加を表明した。
一方、ポーランド代表としての活動意欲は現在も残っている模様。投稿の最後には「世界最高のサポーターのために再びプレーできる日が来ることを願っている」と綴っていることから、今後の動向次第ではポーランド代表に復帰する可能性もあるようだ。