<バレーボール・ネーションズリーグ(VNL):日本3−0ドミニカ共和国>◇8日(日本時間9日)◇予選ラウンド第1週◇第4戦◇カナダ・オタワ
昨年の銀に続くVNL2大会連続メダルを目指す世界ランキング5位の女子日本代表が、無傷の開幕4連勝で予選ラウンド第1週を全勝で締めくくった。
同11位のドミニカ共和国と対戦し、4戦連続となる3−0(25−19、25−21、25−9)のストレート勝ち。好調をキープし、単独首位を堅守した。
セットカウント1−0の第2セット、今大会の初戦で代表デビューを果たした最年少18歳の秋本美空(姫路)が、13−15と初めてビハインドの場面で登場。劣勢だったものの、アタックとブロックを決めてチーム盛り立て、後の逆転連取に導いた。ブロックポイントは初めてで「相手の方が身長が高いので、手に当たってびっくり」。ともに2枚替えで出場するセッター中川つかさ(NEC)からは「ブロックの場所がよかった」と声をかけられたといい、「ここであってるんだなって自信になった。うれしかった」とうなずいた。
日本が参戦する予選ラウンド第2週の中国大会(香港)は18日に開幕。タイ、イタリア、中国、チェコと対戦する。元日本代表大友愛さんの娘で、今春は春高バレー(高校選手権)で東京・共栄学園を優勝に導くなど、将来のエース候補として期待される秋本。「試合を通してチームはすごく良くなっているので、香港に行ってもいい流れを崩さず、コンディションを整えて試合に挑みたい」と、さらなる活躍を見据えていた。
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