宮野真守声優・俳優・歌手として活動する宮野真守が、2025年6月8日をもって所属事務所の劇団ひまわりを退所したことがわかった。宮野が42歳の誕生日を迎えた同日、同事務所が公式サイトおよび公式X(旧Twitter)にて発表したもの。宮野は子役時代から約35年にわたり同事務所に所属していた。
宮野真守は1983年6月8日、埼玉県生まれ。2001年に海外ドラマ『私はケイトリン』の吹き替えで声優デビューを果たした。以降は『DEATH NOTE』や『機動戦士ガンダム00』などで注目を集め、その後数々の話題作で主演を務めてきた。近年では劇場版・TVアニメのみならず、映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズや、映画『トップガン マーヴェリック』など多くの作品で吹き替えも行っている。直近の出演作には、映画『パリピ孔明 THE MOVIE』やTVアニメ『LAZARUS ラザロ』、『謎解きはディナーのあとで』、『TO BE HERO X』、『炎炎ノ消防隊 参ノ章』、『GAMERA -Rebirth-』などがある。
俳優としては、劇団☆新感線の『髑髏城の七人』Season月《下弦の月》にて主演・捨之介役、ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』にてディオ・ブランドー役を演じたほか、TVドラマへの出演も増やしている。
また歌手としては、2008年にシングル「Discovery」でキングレコードよりデビューを果たした。声優、俳優の現場で培った豊かな表現力と類い稀な歌声を武器に幅広いレパートリーを持ち、バラエティに富んだ楽曲でファンを魅了し続けている。
2009年から精力的に行なっているライブでは、歌声だけでなくダンスを取り入れるなど、エンターテイメント性の高いパフォーマンスに定評がある。日本武道館やさいたまスーパーアリーナでの単独公演を次々と開催し、大成功を収めてきた。
このたびの退所は6月8日、劇団ひまわりの公式サイトおよび公式X(旧Twitter)にて「宮野真守に関するお知らせ」と題して伝えられたもの。
「契約満了につき劇団ひまわりを退所いたします事をご報告いたします」としたうえで、「これまで応援し続けてくださいましたファンの皆さま、並びにご支援いただいている関係者の皆さまには心より感謝申し上げます」「今後とも宮野真守へ変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」と、これまでへの謝辞と今後への支援の呼びかけで結んだ。宮野の今後ますますの活躍が期待される。