長野県須坂市に「イオンモール須坂」が登場、約170の専門店が出店

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2025年06月09日 13:31  ITmedia ビジネスオンライン

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長野県最大規模のイオンモールが誕生

 イオン(千葉市)は、長野県須坂市に「イオンモール須坂」を10月3日にオープンする。


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 イオンモール須坂は、地上4階建ての商業施設。須坂市中心部から南東に約3キロ、長野市中心部から東に約8キロに位置し、主要県道・長野須坂インター線に接するとともに、上信越自動車道の須坂長野東インターチェンジからも近く、広域からの集客も期待できる立地だ。


 外装デザインは須坂市の景観に配慮し、グレーと白を基調としたモダンなカラーリングとフードコートの吹き抜けへとつながるシンボリックな大屋根を設けた。


 内装デザインは、外部と内部をつなぐ大屋根を中心に、内部空間には樹木を配置。また、木目調が映える白を基調とした配色を採用し、心地良い空間構成とした。


 建物の外には4つのゾーンで構成される緑地「SUZUKAノ庭縁」を設置。須坂市の地形的特徴を取り入れ起伏のある大地に、在来種を中心とした緑地が広がる。


 1階イベントコートには、約350インチの大型LEDビジョンを設置。館内イベントや北信の観光地、レジャー施設の情報をリアルタイムで配信し、利用客にさまざまな情報を伝え、北信エリアへの回遊を促す。


 また、専門店やイベント情報を発信し、音や映像を活用して、ゆったりと過ごせるような環境演出を行うほか、災害時には緊急避難放送に切り替えて案内する。


●須坂市のブースも設置


 1階には、長野の伝統的な食や採れたての食材、醸造文化が楽しめる長野県最大級のグルメゾーン「SUZAKA蔵」を設けた。


 七味唐辛子専門店「根元 八幡屋礒五郎」やタルト&カフェ専門店「KUTEN fruit&cake」、栗菓子専門店「栗庵風味堂」、中国料理店「金龍飯店」といった地元企業が出店。須坂市によるブースも設けられ、市産品の販売や紹介、観光PRなどを行う。


 2階のレストランゾーンは、繁華街の奥にひっそりとたたずむ路地裏をイメージしたデザインとした。「炭火牛たん東山/わんぴーす」「炉端焼和めし処 しんぱち食堂」「がってん寿司」など14店舗が並ぶ。


 3階のフードコート「FOOD FOREST」は、白と木目を基調にした明るく落ち着いた空間に、内と外をつなぐ大屋根から外光を取り入れ、外部テラス席からは北信の雄大な山々を望めるようにした。


 「大戸屋ごはん処」「そば処小木曽製粉所」「京都北白川ラーメン魁力屋」など13店舗が出店。客席は約1100席を用意し、ベビーカーのまま利用できるボックス席や専用のウオーターステーションなど子育て世代に配慮した優先エリアも設けた。


 3階には全天候型アミューズメント施設「ASOBLE」が出店する。信州大学デザインのキッズエリアモニュメント、「ふわふわドーム」などの次世代型遊具、独自の選書で幼児も楽しめる「ASOBLEブックス」を設置。


 世界最大級の超大型クレーンゲーム「メガクレーン番長」や、10代の女性をターゲットにしたプライズ&プリクラゾーン「アドアーズプラス」も展開し、幅広い世代が一日中楽しめる施設とした。


●166店舗がオープン


 4階には甲信地方(長野県・山梨県)初のIMAXシアターを備えた全9スクリーンの映画館「イオンシネマ須坂」がオープン。全スクリーンにレーザープロジェクターを導入し、鮮明で迫力のある映像体験を実現する。


 全席両ひじ付きの独立席で快適性を追求し、セルフオーダー式の売店やデジタルチケットによるチケットレス入場など、利便性を高める先進的なサービスを導入した。


 専門店街は、核店舗の「イオンスタイル須坂」を中心に、長野県初57店舗、地元企業32店舗を含めた166店舗がオープンする。


 駐車台数は約3700台、駐輪台数は約300台。



このニュースに関するつぶやき

  • 当地でもイオンモールが開店予定なんだけど、未だに建設工事が着工しない。その理由はテナントがなかなか埋まらないからなんだって。
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