バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)レバンガ北海道に加入した日本代表の富永啓生(24)が9日、札幌市内で会見を行った。「北海道のバスケットを盛り上げたい。自分の武器であるスリーポイントシュートと、そこでチームに貢献できたら」と話した。
加入経緯については「一番の決め手となったのは、自分のバスケットボールキャリアというところを見た時に、一番の最終目標というのがNBA選手になるということは変わっていない。その中でどの道を選ぶのが一番自分にとっていいのかっていうのを考えた結果、今Bリーグすごく盛り上がってきているし、レベルも上がってきている。自分が活躍することで、自分のキャリアのレベルアップにつながる」と、NBA挑戦を後押しするクラブからの熱烈オファーを受ける決断をしたという。
指揮官にはトーステン・ロイブル監督(53)が就任。U−16日本代表初招集時の監督で、21年東京五輪3人制日本代表ではディレクターコーチ兼監督と選手という関係だった。「本当に恩師。自分がアメリカの大学に行ったきっかけ。彼が自分の強さを引き出してくれたコーチ。そういうコーチのもとでまたやれるってことはすごく楽しみ」と、再タッグを心待ちにした。
◆富永啓生(とみなが・けいせい)2001年(平13)2月1日、名古屋市生まれ。桜丘高では3年時の全国高校選手権3位。レンジャー短大を経て、21年にネブラスカ大に編入。24年には全米の大学有力選手が参加する3点シュートコンテストで優勝。24年9月にNBAペーサーズと開幕前キャンプ参加の「エキシビット10」契約を結んだが、解除となり、傘下のGリーグ・マッドアンツに在籍。日本代表では23年W杯、24年パリ五輪、3人制で21年東京五輪に出場。188センチ、80キロ。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。