写真 【Apple製品いろいろ色ランキング #2】モデルチェンジを重ねたiPadは、今や自治体が選定する公立小中学校の学習用端末(GIGAスクール端末)としても採用されています。そのおかげで認知度はかなり高いでしょう。今回は第1回・最新チップセットM4/M3搭載iPadのカラー別ランキングに続き、M4/M3非搭載のiPadのカラー別販売台数ランキングを紹介します。
その他の画像はこちら●スタンダードiPadの人気のカラーはシルバー
全国の主要家電量販店・ネットショップの実売データを集計した「BCNランキング」の2025年4月の月次集計によると、M4/M3非搭載のiPadのカラー別販売台数1位は「シルバー」、2位は「ブルー」、3位は「スペースグレイ」でした。
販売中のiPadはモデルごとにカラーバリエーションが異なり、4位の「ピンク」や7位の「イエロー」は、最も価格が手ごろなiPadのみのカラーです。
「シルバー」は一般的な色なので説明は不要でしょう。「スペースグレイ」はブラックより明るく、シルバーより落ち着きのある、iPhoneやMacBookなどApple製品ではおなじみのカラーです。
またカラー・容量ごとにカウントする機種別集計で、25年4月に最も売れたiPadはApple A16 Bionicを搭載した「11インチiPad Wi-Fi 128GB シルバー(MD3Y4J/A)」(25年3月発売)でした。
11インチiPad(最新モデル)とは「11インチiPad(A16)」を指し、Wi-Fiモデルは家電量販店をはじめとするApple製品取扱店で、eSIM専用のWi-Fi + Cellularモデルはドコモ、au、ソフトバンクが取り扱っています。
Appleは、iPadシリーズの命名ルールを「(画面サイズ)シリーズ名+(搭載チップ名)」に刷新したので、いま持っているiPadの後継機種を買いたい方は注意してください。
次回は、ノート型・デスクトップ型をあわせたMacのカラーランキングを紹介します。(BCN・嵯峨野 芙美)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割をカバーしています。