市教育長が車で通勤中に人身事故　高1男子が骨折　神奈川・綾瀬

　神奈川県綾瀬市は9日、袴田毅・市教育長（66）が自家用車で通勤途中、高校1年の男子生徒が乗った自転車と交差点で衝突し、右手の指を骨折させる事故を起こしたと発表した。県警大和署は自動車運転過失致傷容疑で捜査している。

　市教委教育総務課などによると、9日午前7時10分ごろ、同市寺尾本町3の県道交差点で、袴田教育長の車が右折しようとした際、直進してきた自転車と衝突したという。

　袴田教育長は「安全確認が不足していた。けがをさせてしまい大変申し訳ない思いでいっぱい」などとするコメントを出した。【佐藤浩】