
佐原:水分補給の必要が多くなる、そんな汗ばむ季節になってきました。そこで今回は、フランスのナチュラルミネラルウォーター・コントレックスについて、正規輸入代理店である株式会社大香の岡さんにお話を伺います。
岡:ご紹介にあがりました大香の岡です、よろしくお願いします。
佐原:岡さんは日本アクアソムリエ協会認定「アクアソムリエ」の有資格者だそうですが、まずは硬水と軟水の違いを教えていただけますか?
岡:軟水と硬水の違いは、カルシウムとマグネシウムの含有量です。硬度約100mg/L未満の水を軟水、100mg/L以上の水を硬水と呼びます。硬度が高くなるほどカルシウムやマグネシウムが多くなります。日本の水はほとんどが軟水で、ヨーロッパは硬水の地域が多いのが特徴です。
佐原:日本は軟水がほとんどなんですね!
岡:そうなんです、これは地形・地質が関係しています。日本は急峻な山地が多く、(土壌が)ミネラルを吸収する時間が短いのに加えて火山活動も活発なため、地層中には火成岩が豊富にあり、そのなかでも代表的な花崗岩(かこうがん)はカルシウムやマグネシウムの含有量が少ないということもあり、軟水が多い傾向にあります。
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佐原:……500mg/Lぐらいですかね?
岡:残念! 正解は約1468mg/Lで日本の水と比べるとほぼ10倍以上です。1Lあたりカルシウムが牛乳瓶約2本分、マグネシウムがアーモンド約24粒分含まれています。汗をかくと、水分とともにミネラルも失われるので、これからの季節におすすめです。
ちなみに、水の硬度はお料理にも関係しています。ハード系のパンを作る際やパスタを茹でる際にコントレックスと(日本の)水道水を混ぜることで、現地の水の硬度に近づけているそうです。
佐原:それは知りませんでした! ぜひ試してみます。
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<番組概要>
番組名:ビズスタ THE REAL WELLNESS
パーソナリティ:佐原雅之(ビズスタ編集長)
放送日時:毎週土曜7:25〜7:30
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