マンチェスター・シティへの加入が決まったアイト・ヌーリ [写真]=Getty Images プレミアリーグのマンチェスター・シティは9日、ウルヴァーハンプトン(ウルブス)からアルジェリア代表DFラヤン・アイト・ヌーリを獲得したことを発表した。
現在24歳のアイト・ヌーリは、出身国であるフランスのアンジェでプロキャリアをスタート。2020年10月にウルブスへとレンタルで加入し、翌年の7月に完全移籍に移行した。2023−24シーズンから主力に定着すると、今季は公式戦41試合出場5ゴール7アシストを記録。在籍5年目の今シーズンはチームが下位に沈むなか、高い攻撃性能を武器に左サイドで存在感を示し続けた。
今夏の注目株としてステップアップの可能性が報じられていたアイト・ヌーリだが、今回マンチェスター・シティへの加入が正式決定。クラブは2030年までの5年契約を締結したと発表した。また、イギリスメディア『BBC』は移籍金を3100万ポンド(約61億円)と報じている。
マンチェスター・シティへの加入が決まったアイト・ヌーリは、クラブ公式サイトで以下の通り喜びを語っている。
「マンチェスター・シティに加入できて、本当に幸せで光栄だ。シティは世界最大のクラブのひとつで、そのクラブでプレーできるというのは夢のようなことだ。ペップ(ジョゼップ・グアルディオラ監督)と彼のコーチングスタッフのもとで学び、世界クラスの選手たちと一緒にトレーニングし、プレーできることも非常に楽しみにしている」
「この移籍は、僕の家族にとっても非常に誇らしい瞬間だ。今はとにかく、新しいスタートを切ってファンの前でプレーするのが待ちきれない」