毎日元気に暮らしている80代のおばあちゃんの掃除術が「素晴らしい」「本当に見てて気持ちがいい」とYouTubeで話題です。動画は、記事執筆時点で14万回以上再生されています。
投稿したのは、1人暮らしのおばあちゃんの日々の料理や掃除術などを発信するYouTubeチャンネル「80代元気ばあちゃんの日常」。撮影・編集はお孫さんが担当しており、以前には春のファッションと洋服の収納術が話題になりました。
今回は、おばあちゃんが実践している掃除術。毎日の習慣と定期的にお手入れしているところを紹介しています。
最初に取り掛かるのは、棚や冷蔵庫の上など高いところの掃除です。おばあちゃんは普段から棚の上には何も置かないようにしているとのこと。落下の危険があり、何もない方が掃除が簡単だからという理由だそうです。
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食器棚の陰には脚立・コロコロ・クイックルワイパーの3点セットを常備。いつでもサッと掃除ができて邪魔にならない工夫です。
足場が広くて安定している脚立は、長男の妻が持って来てくれたもの。シャークのハンディータイプの掃除機を使い、手早く掃除をしていきます。
ちなみに、高いところの掃除は2〜3週間に1回くらい。「それでも結構ホコリがたまる」と話しました。
掃除機のヘッドを台所用のものに換え、コンロの周りを掃除していきます。映っているコンロは「新品なの?」と聞きたくなるくらいピカピカ。日ごろから小まめにお手入れしていることがうかがえます。
五徳をどけたり戻したりしながら掃除機をかけ、常に両手を動かしているおばあちゃん。キッチンカウンターや出窓の周りもきれいにしていきます。
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続いてソファの前に移動します。こちらのお宅のソファは、かなり大きなサイズ。レースのカバーを外して掃除機をかけていきました。外してあったカバーは外でホコリをパタパタ。座るところの敷物は、天気がいい日に2階で干しているそうです。
ハンディータイプの掃除機は造花や絵画の額、家具の装飾の掃除にも大活躍。使いやすそうな様子を見ると、同じものが欲しくなってきますね。
日立の掃除機に持ち換え、和室を掃除していきます。この掃除機は重量1.1キロという軽いタイプ。おばあちゃんは「これでお掃除がとても楽になりました」と明かしています。
畳の間の掃除機かけは、畳の目に沿って力をかけずに行いました。毎日掃除するので普段は1往復のみですが、梅雨のシーズンは湿度が高くなるので2往復になるそうです。
家全体の棚と床の掃除は長くても30分程度。テキパキと動く姿が若々しいです。
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階段は長い掃除機だと危ないのでハンディ掃除機を使います。下の段から始め、手すりにつかまりながら上がっていくのだそうです。
玄関のたたき(土間)を掃除します。おばあちゃんが手に持っているのは座敷用のホウキ。何十年も前に買ったものを外回りに使っているそうです。
靴箱の前に置いてあったカートを外に出し、ホウキで掃いていきます。このホウキは細かいホコリまでよく取れ、段差の部分も掃きやすいとのこと。たまっていたホコリはチリトリで集めました。
普段はホウキで掃くだけですが、この日は拭き掃除もします。使うのは普通の水、古くなった亀の子タワシ、タオルを小さく切った雑巾です。洗剤を使うとしっかり後拭きをしないと滑る可能性があり、また周りの木材にも水分が付いてしまうので少量の水で玄関全体を掃除していると説明しました。
使い捨ての手袋をして容器に入れた水をタイルにかけ、亀の子タワシでこすっていきます。ある程度こすったらぞうきんで汚れと水分を拭き取りました。
全体を水拭きしたら、傘立てを磨き、屋外との段差を拭き上げます。おばあちゃんは、使った雑巾を庭に広げて乾かしてから捨てるとのこと。小さい雑巾の使い方、勉強になります。
外に出してあったカートを戻して玄関の掃除は終了。「家の出入り口はきれいにしておかないと」と話しました。
見習いたいことがたくさんあったおばあちゃんの掃除術。コメント欄には「こんなにキレイに掃除の行き届いた実家に帰ってみたい」「まるで教育番組」「余計なものがないですね。勉強になります」「ずっとお手本にしたい」「背筋がしゃんとなります」「本当に尊敬しかありません」といった声が寄せられています。
おばあちゃんの日常は、YouTubeチャンネル「80代元気ばあちゃんの日常」やX(@80enjoy_days)で発信中です。
動画提供:YouTubeチャンネル「80代元気ばあちゃんの日常」
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