高校の評価は、偏差値や進学実績などが重視されてきましたが、近年は教育内容や校風、地域との連携など、学校独自の取り組みを通じて評価を高めている高校も少なくありません。
ねとらぼではアンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、岩手県在住の主婦を対象に「近年評価が高まっている岩手県の公立高校」というテーマでアンケートを実施しました。
地元に住む主婦から「近年評価が高まっている」と思われている岩手県の公立高校は、どこだったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
第2位には2校が選ばれました。1校目は「盛岡第四高校」です。1964年に創立され、「誠実・敬愛・大志・真理」を建学の精神に掲げる県立高校です。知育・徳育・体育の三位一体による全人教育を施し、国際社会に対応できる教養と人間力の育成を目指しています。
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45分・7時限授業を導入している同校では、集中力を保ちながら効率的に学べるような環境を整備。また、文武両道の精神が根付いており、運動部・文化部ともに活動がさかんで、毎年のように全国大会に出場する部もあります。
同率第2位の2校目は「盛岡第三高校」でした。1963年に創立され、自分の意思と判断で行動する主体性の大切さを表した「随処為主」を校訓に掲げる県立高校です。
同校は、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の取り組みを引き継ぎ、2017年度からサイエンスリサーチハイスクール(SRH)事業の指定校として活動。課題解決型の探究学習を通じて、思考力・判断力・表現力などの育成に取り組んできました。また、進学型単位制を導入しており、生徒の興味や関心、適性、進路希望に応じて選べる多様な科目を用意しています。
第1位は「盛岡第一高校」でした。1880年に「公立岩手中学校」として開校した、県内でも有数の伝統校です。「忠實自彊」と「質実剛健」を校訓とし、「時代の先駆者として、社会に広く貢献できる人間を育成する」を教育目標としています。
「地球規模の視野で物を考え、地域視点で行動するグローカル人材の育成」を目指す同校では、3年間を通じた探究活動「M探」を実施。また、創立100周年を契機に始まった生徒海外派遣事業や、台湾での研修など、国際交流にも積極的に取り組んでいます。
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