新指揮官の招へいに前進?…トッテナム、ブレントフォード率いるフランク氏と個人合意か

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2025年06月10日 09:02  サッカーキング

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ブレントフォードを率いるトーマス・フランク監督 [写真]=Getty Images
 トッテナムが新監督招へいに向けて動きを強めているようだ。9日、『BBC』や『ガーディアン』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 2024−25シーズンはヨーロッパリーグ(EL)を制覇したものの、プレミアリーグでは11勝5分22敗と大きく負け越し、降格圏手前の17位に終わったトッテナム。この結果を受け、クラブは17年ぶりに主要タイトルをもたらしたアンジェ・ポステコグルー監督の解任を決断。来る2025−26シーズンは新監督の下で再出発することとなった。

 後任候補に浮上しているのが現在ブレントフォードを率いているトーマス・フランク監督。2027年6月末までとなっている現行契約には1000万ポンド(約19億円)程度の解除条項が付随している模様で、ブレントフォードとしても監督自身が移籍を希望した場合には退任を容認するものと見られている。

 報道によると、トッテナムはフランク監督を新指揮官の最有力候補に据えており、ブレントフォードとの交渉を開始しているとのこと。ブレントフォードを7年間に渡って率いてきたフランク監督は新たな挑戦を希望しており、すでに個人的な条件で合意に達しているようだ。トッテナムも招へいに向けて自信をのぞかせており、近日中にクラブ間合意に達する可能性が高まっているという。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、トッテナムが短期間で正式な手続きを終え、フランク監督を新指揮官として迎える見込みと伝えている。

 デンマーク出身で現在51歳のフランク監督は、世代別のデンマーク代表やブレンビーを率いた後、2016年12月にブレントフォードのアシスタントコーチに就任。約2年後に指揮官に昇格すると、2020−21シーズンにチャンピオンシップ(2部)の昇格プレーオフを制し、クラブを初のプレミアリーグ昇格に導いた。プレミアリーグでの過去4シーズンの成績は10位、16位、9位、13位となっている。

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