13年と14年の宝塚記念を連覇したゴールドシップ(C)netkeiba 宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)は今年でゾロ目の66回目を迎える。この機会に各部門の最多勝、及びレースレコードを見てみよう。
まずは競走馬だが、ゴールドシップとクロノジェネシスが2勝で並んでいる。前者が13年と14年、後者が20年と21年の連覇。ちなみにゴールドシップは15年に3連覇を狙ったが、ゲートで暴れて大出遅れ。まさかのブービー15着に大敗している。
続いてジョッキーは武豊騎手が4勝でトップとなっている。通算では【4-4-4-19】の勝率13%、複勝率39%。ただ、意外にも06年のディープインパクトが最後の勝利だ。17年には単勝1.4倍のキタサンブラックで9着、24年には同じく2.3倍のドウデュースで6着に敗退。今年こそは待望の5勝目となるか。
次に調教師は武田文吾元調教師が4勝、馬主は(有)サンデーレーシングが4勝で、それぞれトップとなっている。後者はドリームジャーニーとオルフェーヴルの兄弟で1勝ずつ、そしてクロノジェネシスで2勝を挙げている。続いて種牡馬はステイゴールドが5勝でトップ。09年にドリームジャーニー、10年にナカヤマフェスタ、12年にオルフェーヴル、13年と14年にゴールドシップで勝利。僅か6年の間に5勝の荒稼ぎだった。
最後にレースレコードで、こちらは22年のタイトルホルダーの2分9秒7。この時計は阪神芝2200mのコースレコードでもある。
さて、今年のメンバーを見ると、武豊騎手がメイショウタバルで参戦予定。また、(有)サンデーレーシングはレガレイラ、ローシャムパークの2頭が登録している。この中から最多勝記録を伸ばす関係者がいるのか、レースを心待ちにしたい。