「愛・地球博」が行われた05年宝塚記念は6枠11番のスイープトウショウが勝利(c)netkeiba 今週末は阪神競馬場で宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)。そんな“上半期のグランプリ”とも称される一戦をひと味違った視点から分析してみたい。今年は「大阪・関西万博」が行われていることにちなみ、これまでの「国内万博開催年」に行われた宝塚記念で共通点を探ってみた。
国際博覧会(通称:万博)とはなにか。EXPO2025大阪・関西万博公式webサイトの記述によると、「世界中からたくさんの人やモノが集まるイベントで、地球規模のさまざまな課題に取り組むために、世界各地から英知が集まる場」だという。開催の都度、さまざまなテーマが設定され、日本では70年大阪、75年沖縄、85年茨城、90年大阪、05年愛知、25年大阪の計6回実施されている。
そんな国内万博開催年における宝塚記念での共通項は「6枠」。過去5回で【2-2-0-3】と好成績を残している。70年はケイタカシが4着だったが、75年にナオキが1着、85年にサクラガイセンが2着、90年にオグリキャップが2着と、3回連続で「6枠6番」が好走。05年には「6枠」11番のスイープトウショウが39年ぶり、史上2頭目の牝馬戴冠を果たした。実に4回連続で6枠が馬券に絡んでいる。
ちなみに6番も【1-2-1-1】と好成績。今年で6回目の国内万博。同じ「6」の数字に注目してみるのはいかがだろうか。