
「ママ友の正解率25%
栄養スカスカの “ダメにんじん” はどっち?」
X(旧Twitter)を通じ、ママにも役に立つ暮らしの情報を発信されているまろんさん(@mam_mny)。日々家族が口にする野菜についての投稿が注目を集めました。
その野菜とは、ニンジン。
β―カロテンやビタミンC、食物繊維などの栄養素が豊富で、料理の食材としてもよく使われる定番の野菜ですね。
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そんなニンジンですが、まろんさんによると栄養が豊富なものと、スカスカになってしまっているものがあるといいます。
どうやって見分けるのでしょうか?
まろんさんはこの疑問について、2択のクイズ形式で提示しました。
ニンジンの根元の断面の部分が小さいのを「A」、大きいのを「B」として、「“ダメにんじん”はどっち?」と出題。後に関連ポストにて、正解を発表しました。
根元の大きさが一つの参考に
「最近なんでも高くって。スーパーでもちょっと買ったら、『え?こんな値段?』。4人家族のうちの家計にも大打撃。でも食材を買わないわけにはいかないし…。…『同じ値段』なら、少しでも『栄養価が残ってるおトクな野菜』を買うコツを知ろう!」(まろんさんのXより抜粋)
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こんな言葉とともに、まろんさんは正解を発表。
ダメなニンジンは「B」で、ニンジンの葉の根本の断面が大きいものとのことです。
まろんさんによると、葉っぱの根元の断面が広いものは、葉が大きく、葉に栄養分が取られてしまっているとのこと。また、根元の断面が小さいものは、繊維も少なくて食べやすいというメリットもあるといいます。
そんなまろんさんの発表に、リプ欄にはたくさんの反響が。
「そこまで気にして買ったことなかったので気になります」
「AIに聞いたらBが栄養減ってるらしい。ヘタの色で判別するらしい」
「こういうの、一回知っておくとずっと使えるから、本当に大事な知識ですね」
「Aの方がなんとなく食べれる部分大きいよね…と思って選んでましたがちゃんと理由があるんですね!」
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しかし、このような称賛の声があがる一方、
「農家さんが一生懸命に作ってくれた人参に“ダメにんじん”なんて無いよ」
「ニンジン農家ですが品種特性的に茎部分が太くなるものもあります」
というような意見も。根元の断面だけで、すべてを判断することは難しいようですね。
また、まろんさんは投稿を通じ、他にも良いニンジンを見極めるためのコツを紹介。ニンジンの先端や根元からの葉の出具合、色の濃さなど、注目すべきポイントを挙げています。
さらに、健康に良い食べ方も。β―カロテンを効率的に摂取するには、炒め物にして油と一緒に摂るのが良いとのことです。
まろんさんに聞きました。
――今回の投稿をしようと思った理由は?
まろんさん:私自身、日々の買い物でスーパーに行くんですが、ここ2、3年でどんどん値段が上がって、ちょっと買ったら、「え?こんなにするの?」という経験を何度もしました。育ち盛りの子どももいるので、買わないわけにはいかないし…やりくりには苦労しています。消費者の立場で今できる工夫って何だろう、と思ったのが、投稿を作ったきっかけです。
――“ダメにんじん”というフレーズも目を引きますね。
まろんさん:ちょっとキャッチーになるようタイトルはつけていますが、もちろんニンジンを作っておられる農家の方々に悪意などは一切なく、「自分でできる工夫を一緒にやってみようよ」という思いで、今回投稿しました。
――ご自身でもニンジンはよく買われるのですか?
まろんさん:子ども達もニンジン大好きなのでよく買います。子どもたちに特に人気なのは、ツナと卵を加えて炒めた『人参しりしり』です。我が家の定番メニューで、作り置き…のつもりで多めに作るのですが、あっという間になくなってしまいます。ニンジンが甘くて、娘が「うまい!」と本当においしそうに言うのを聞くのが好きです。
――他に野菜や食材に関して、オススメのお役立ち情報がありましたら教えてください。
まろんさん:別の日に、「鶏むね肉を柔らかく食べる方法」について投稿をしています。近所のお料理教室に行ってみた時に習ったのですが、繊維を断つように切ると本当に柔らかくなって、びっくりしたのを覚えていたので、今回の人参の投稿と同じくクイズ形式で投稿してみました。
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今回の投稿を含め、主婦の方へのお役立ち情報を日々発信されているまろんさん。投稿をはじめたきっかけは、「SNSとの上手な付き合い方」について、自身の子どもに伝えようと思ったことだったといいます。
「至らない所はたくさんなのですが、情報をまとめる事で、自分のためにもなる、時間を使って見てくださった方にちょっとでもお役に立てるアカウントを目指しています。また投稿を見ていただけるととても嬉しいです」(まろんさん)
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・竹中 友一(RinToris))