写真 来夏に北中米にて開催される『FIFAワールドカップ26』のアジア3次(最終)予選・最終節が10日に行われ、アジアから本大会に出場する6チームが決定した。
出場権を手にしたのは、3次予選の各グループ上位2チーム。8大会連続8度目の出場となる日本代表の他に、同じく連続出場となるイラン代表(4大会連続7回目)、韓国代表(11大会連続12度目)、オーストラリア代表(6大会連続7回目)、そして初出場となるウズベキスタン代表とヨルダン代表だ。
▼ W杯出場決定チーム
・日本代表(8大会連続8度目)
・イラン代表(4大会連続7回目)
・韓国代表(11大会連続12度目)
・オーストラリア代表(6大会連続7回目)
・ウズベキスタン代表(初出場)
・ヨルダン代表(初出場)
日本では「アジア最終予選」と呼ばれているものの、正しくは「アジア3次予選」であり、アジアからのW杯出場国が全て決まったわけではない。特に今大会はW杯の出場チーム数増加を受け、今大会のアジア枠は「8.5」に増加している。
そのため、プレーオフラウンドとなる「アジア4次予選」では、3次予選の各組(A〜C)を3位と4位で終えた6チームが2グループに分かれ、今年10月に中立地での集中開催で総当たり戦を実施し、各グループの首位チームに出場権が与えられる。
■グループA
1:イラン(勝ち点23/+11)◎
2:ウズベキスタン(勝ち点21/+7)◎
─────W杯出場決定─────
3:UAE(勝ち点15/+7)○
4:カタール(勝ち点13/−7)○
─────4次予選進出─────
5:キルギス(勝ち点8/−6)
6:北朝鮮(勝ち点3/−11)
■グループB
1:韓国(勝ち点22/+13)◎
2:ヨルダン(勝ち点16/+8)◎
─────W杯出場決定─────
3:イラク(勝ち点15/0)○
4:オマーン(勝ち点11/得失差−5)○
─────4次予選進出─────
5:パレスチナ(勝ち点10/得失差−3)
6:クウェート(勝ち点5/得失差−13)
■グループC
1:日本(勝ち点23/+27)◎
2:オーストラリア(勝ち点19/+9)◎
─────W杯出場決定─────
3:サウジアラビア(勝ち点13/-1)○
4:インドネシア(勝ち点12/-11)○
─────4次予選進出─────
5:中国(勝ち点9/-13)
6:バーレーン(勝ち点6/-11)
下記が4次予選に進出した6チーム。組み分けを決定する組み合わせ抽選会は7月17日にクアラルンプールで行われ、ポット分けは6月時点のFIFAランキングに基づいて決定する。
▼ アジア4次予選進出チーム
・アラブ首長国連邦(A組3位)
・カタール(A組4位)
・イラク(B組3位)
・オマーン(B組4位)
・サウジアラビア(C組3位)
・インドネシア(C組4位)
■4次予選試合日程
▼ 抽選会:2025年7月17日
▼ 第1節:2025年10月8日
▼ 第2節:2025年10月11日
▼ 第3節:2025年10月14日
さらに、各グループの2位は、今年11月に行われるアジア5次予選に進出。大陸間プレーオフに臨む1チームを、ホーム&アウェイ方式で決定する。
■5次予選試合日程
▼ 第1戦:2025年11月13日
▼ 第2戦:2025年11月18日
なお、大陸間プレーオフは2026年3月に開催国で行われ、欧州サッカー連盟(UEFA)を除く各連盟1チームと、開催国の連盟(北中米カリブ海サッカー連盟/Concacaf)枠の1チームを加えた計6チーム(アジア1カ国、アフリカ1カ国、南米1カ国、オセアニア1カ国、北中米カリブ海2カ国)で実施。FIFAランキングによってシード(2チーム)とシード外(4チーム)に分けられ、パスAとパスBに分かれたのち、シード外チーム同士の対戦で勝ち上がった1チームがシードの1チームと対戦。勝者が本大会出場権を得られる。
▼ 大陸間プレーオフ進出チーム
・アジア(AFC):5次予選勝者
・アフリカ(CAF):プレーオフ勝者
・南米(CONMEBOL):予選リーグ7位
・北中米カリブ海(Concacaf):3次予選グループ2位の上位2チーム
・オセアニア(OFC):ニューカレドニア
■大陸間プレーオフ試合日程
▼ パスA・B第1ラウンド:2026年3月26日
▼ パスA・B第2ラウンド:2026年3月31日