トウカイテイオー直系 ベラジオノユメが水曜笠松3Rで初陣
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2025年06月11日 07:00 netkeiba

ベラジオノユメの父父トウカイテイオー(撮影:下野雄規) 6月11日(水)の笠松3R(2歳新馬・ダ800m)で、トウカイテイオー直系産駒にあたるベラジオノユメ(牝2、笠松・後藤佑耶厩舎)がデビューを迎える。
同馬は父クワイトファイン、母バトルクウ、母の父ケイムホームの血統。父は北海道、福山、名古屋、浦和、船橋、金沢と渡り歩き、142戦6勝の成績を残したタフネスで、トウカイテイオーで唯一の後継種牡馬にあたる。母は91年桜花賞馬シスタートウショウのひ孫。JRAでデビューしたのち、北海道、岩手と移り通算88戦6勝の成績を残した。ベラジオノユメの血統表をみると、父母父父×母母母父でトウショウボーイ4×4のクロスもある。
5月2日に行われた能力試験では、スタートでモタつく場面もあったが、すぐに立て直してスピードに乗ると、3頭併せの一番外を回って53.0秒のタイムで合格した。前2頭にはやや離されたが、コーナーをゆったり回っていたので、まだ余裕はあるだろう。
現3歳世代が初年度となる父の産駒は、これまで2頭が出走していまだ未勝利。ベラジオノユメがデビュー勝ちを収め、父に吉報を届けるだろうか。ゆくゆくは帝王の血をつなぐという夢を期待しながら、まずは初陣の走りを見届けたい。
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