87歳祖父、毎日ビール飲み「ゴミ」が増えて…!? 孫が作品を公開「アイデアも素晴らしいし器用」「レベルすご過ぎです」

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2025年06月11日 07:20  まいどなニュース

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「飲んだビールの空き缶を使って、アルミ缶アートを作っています」と、87歳祖父が作った「アート」を孫がThreadsで公開して話題に。詳しく取材しました。

【写真】どうやって作っているの? 制作風景

日本髪を結った着物の女性は浮世絵がモチーフで、よく見ると着物の柄にはビールの泡や麦の穂がプリントされているような部分も。高く結い上げられた女性の髪型や流れるような着物のたわみもアルミ缶を使っているなんて、にわかに信じられません。

作品について4万8千以上の「いいね」が寄せられ、感動し、称える声が多く上がっていました。

「ビールの缶で…?! レベルすご過ぎです 素晴らしいものを見せていただきました」
「すごい!アイデアも素晴らしいし器用だしカッコイイ和アート アルミ缶なんて拡大しても分かりませんでした! おじいちゃんにこの声届けてほしいです!」
「えーー!凄い!って声が出ました! 着物の柄とかじっくり見てたら何の飲み物か見えてきたり。とても楽しいですし、素晴らしい作品です!」
「おじいちゃんの作品素敵すぎます!! 本当すごい!! 作品展見に行きたいくらいです」

それらの反響を受けてnacchon19さんは「皆さん、先日の投稿にたくさんの『いいね』とコメント、本当にありがとうございました。全てのコメントをおじいちゃんに伝えました! たくさんの人に見てもらえてとっても喜んでいます」と感謝を述べています。

nacchon19さんにお祖父さまの反応や作る経緯などをたずねました。

「もっと細かい作品が作りたくなって…」

――いつ頃から、どんなきっかけでアルミ缶アートを?

「はじめたのはコロナ禍です。毎日ビールを飲むので、缶のゴミがたくさんあり、何かに使えないかと考えたことがきっかけです」

――材料はビールの空き缶だけなのですか。

「おじいちゃんが飲んだビールの缶と、他の家族が『ほろよい』(チューハイ)を飲むので、それを着物の柄に使ったりしています」

――使っている道具は?

「細かい作業なので、アルミ缶を人物などの形に切る時は眉毛カット用のハサミを使っています」

――人物と土台になっている紙はどうやってくっつけているのですか。

「紙ではなく土台もアルミ缶を使っています。アルミ缶の底と飲口をカットして広げると長方形になるので、それをギザギザに折って平らにしています。土台と人物とはボンドで固定しています」

――もともとお祖父さまは、浮世絵が好きだったのですか?

「『浮世絵』を作成した理由は、細かくて難しそうだったからです。以前は動物や扇子を作成していたのですが、もっと細かい作品が作りたくなり、たまたま目にした『浮世絵』の作成をはじめました」

――たくさん反響があったことについて、何かおっしゃっていましたか?

「『今まで家族にしか見てもらえなかったのに、こんなにたくさんの人に見てもらえて嬉しい! これはまだまだ死ねないな!』と言っています(笑)」

コロナ禍に空き缶を再利用し動物や扇子をモチーフとしたアートの制作を始め、難易度をアップし、今では浮世絵をモチーフとした作品に。とても充実した“おうち時間”を過ごした上、新しい趣味ができたのは素敵ですよね。nacchon19さん曰く「毎日作品を作っているので、Threadsをフォローして新作を待っていてください♪」とのことで、今後も楽しみです。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・谷町 邦子)

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