イギリスなど5か国がイスラエルの極右政党所属の閣僚2人に入国禁止などの制裁を科したことを受け、アメリカのルビオ国務長官は制裁の撤回を求める声明を発表しました。
ルビオ国務長官は10日、声明でイギリスなどによるイスラエルの閣僚2人への制裁について、「人質の解放や戦闘の終結に向けたアメリカ主導の努力を後押しするものではない」として、非難しました。
「イスラム組織ハマスがパレスチナ自治区ガザの人々の平和な生活を妨害している」とした上で、「同志国が真の敵は誰かを忘れぬよう、改めて注意喚起する」と強調。5か国に対して、制裁の撤回を強く求めました。
イギリスとカナダ、オーストラリアなどの5か国は10日、パレスチナの人々に対する暴力を繰り返し扇動したとして、イスラエルの極右政党所属の国家治安相と財務相に入国や金融取引を禁止する制裁を科したと発表していました。
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