カブス、本塁打攻勢で連敗ストップ ハップが殊勲の2本塁打 鈴木誠也はダメ押し適時打で3戦ぶりマルチ安打

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2025年06月11日 10:51  ベースボールキング

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カブス・鈴木誠也(写真=GettyImages)
● フィリーズ 4−8 カブス 〇
<現地時間6月9日 シチズンズ・バンク・パーク>



 シカゴ・カブスが4発の本塁打攻勢でフィリーズに競り勝ち、連敗ストップ。鈴木誠也外野手(30)は「3番・右翼手」でフル出場し、ダメ押しの適時打を放つなどマルチ安打の活躍を収めた。



 鈴木は初回の第1打席、新人右腕アベルの甘く入ったスライダーを捉え、三塁手の横を抜く強烈なゴロを放って2試合連続安打をマーク。一死一、三塁と好機を演出したが、続くピート・クロー・アームストロングが併殺打に倒れ、先制点には繋がらなかった。



 それでもカブスは2回表、ダンズビー・スワンソンの12号ソロで先制に成功。1点を追う3回表にイアン・ハップが2戦連発の6号ソロ、続く4回表にはマイケル・ブッシュが11号ソロを叩き込み、リードを奪い返した。先発右腕コリン・レイが3対4と再逆転を許して降板するも、6回表にハップがこの試合2発目となる7号逆転2ラン。これが決勝点となった。



 1点リードの8回表にはリース・マグワイア、カイル・タッカーの適時打で2点を追加し、なおも一死一、三塁の好機で鈴木が第5打席を迎えると、5番手右腕ヘルナンデスの球速98.4マイル(約158.4キロ)のフォーシームを振り抜き、レフト前への適時打。打球速度111.7マイル(約179.8キロ)の鋭い打球で三遊間を破り、ダメ押しの8点目を挙げた。



 この試合の鈴木は5打数2安打、1打点、1盗塁、1三振という内容で3試合ぶりの打点を記録。今季成績は打率.266、16本塁打、56打点、OPS.870に向上し、ナショナル・リーグ打点部門1位のピート・アロンソ(メッツ)まで6打点差の単独2位につけている。

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