今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『かくしつうろ編。【バーチャルいいゲーマー佳作選】』というウスイさんの動画です。
大分県国東市(くにさきし)を訪れた投稿者のウスイさん。国東半島の1時の方角から2時へと移動しています。
国東半島には結構な数の古いトンネルがあるので、見物しながら移動しているのだとか。
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さっそく現れたトンネルの名前「楠戸トンネル」を確認して通り抜けたウスイさん。こちらは典型的なコンクリート・トンネルだそうです。
東側の坑門(トンネルの出入り口に設けられた構造物)を確認。上部にある名前を記載した扁額が平仮名になっています。
西は漢字でした。出入り口で異なる表記の仕方はちょっと珍しいかもしれません。
このトンネルで気になるのは並んで存在する穴のこと。中には色々置かれているので、物置的な穴のようです。周辺にはこういう穴も非常に多いのだとか。地形的な理由があるのでしょうか。
楠戸トンネルを出て接続するのが大分県道542号です。
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楠戸トンネルから先ほどの穴より少し離れた場所にまたも凹みが。
坑口(トンネルの出入り口)みたいな形をしているので、「楠戸トンネルの旧坑口跡?」など想像を巡らせるウスイさんでした。物置的な穴と同じようなものという線もありますね。
気になるものの確かめようがなく、擁壁の裏や地山が出っ張ったところなど全てがあやしく見えながらも車を走らせます。
そして「ん?」と何かに気が付いたウスイさん。
少し戻って道路脇を覗くと、なんと本当にトンネルがありました!
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ウスイさんの探知能力に「ファッ⁉」「あるー!」「隠し見つけるとかゲーマー要素じゃん」と驚きや称賛のコメントが寄せられます。
手前の南側は吹き付け覆工で、北側は側壁が現場打ちコンクリート&天井がコンクリートブロックなのは、国東半島の古めのアーチトンネルに非常によく見られるフォーマットとのこと。
北側の坑口はコンクリートブロックによる補強の巻き立てがもぎ取られたかのように寸断。本来はもう少し長めのトンネルだったのかも、とウスイさん。
トンネルにつながる箇所には根っこが這いまわっています。
外から見たトンネルの様子です。入り口が草木に覆われていますね。国道はこちらからだとすぐ近くに見えますが、国道側からはトンネルの存在に全然気付けなかったとのこと。草木の勢いの増す夏はさらに見つけにくいと思われます。
北側から見たトンネル内です。緩やかにカーブしています。
南側は擁壁と樹木に隠れてはいますが、北側よりは植物が少ないので少し見やすいですね。
ここで、もう一度道路からのトンネルの見え方を確認するウスイさん。
突き出た吹き付けの岩の裏をトンネルが走っています。その手前の低い擁壁の裏に北側の坑口があるはずなのですがよく見えません。
再度、低い擁壁が現れたところで南側坑口へ。道路からの視点ではやはり見えません。
ひっそりとした隠し通路のようなトンネルとバッタリ出くわすのは、とても濃い喜びがあるそうです。「国東半島、おそるべし!」とのことでした。詳細に興味を持たれた方はどうぞ動画をご視聴ください。動画終盤では先ほどのトンネルを「港線隧道」と呼んでいるネット上の情報について触れたりしています。
視聴者のコメント
・横の穴ぐらが気になる
・トンネル掘る時に調査的に掘ったり資材置いたりしたのかな?
・隠し見つけるとかゲーマー要素じゃん
・絶対いいアイテムあるじゃん…
・探せばまだまだ隠し通路ありそう
・自然の力ってスゲー
▼動画はこちらから視聴できます▼
『かくしつうろ編。【バーチャルいいゲーマー佳作選】』
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