柔道男子81キロ級で五輪(オリンピック)2連覇の永瀬貴規(31=旭化成)が11日、世界選手権(13〜20日、ブダペスト)に向けて羽田空港から出発した。「期待に応えられるように、気を抜くことなく準備する」と意気込んだ。
昨夏パリ五輪で優勝し、
4月の全日本選抜体重別選手権で復帰も初戦敗退。5月のグランドスラム・カザフスタンでは準優勝。調子を上げてきており「より実戦に近い場面を意識しながら、細かい部分を詰めてきた」と順調ぶりをうかがわせた。
世界選手権は2年ぶりの出場。「今年で一番大事な、大きな大会になるのは間違いない」と見据える。
15年アスタナ大会で優勝。直近は22年タシケント大会、23年ドーハ大会と続けて3位にとどまっている。10年ぶりの優勝がかかるが「あまり意識していない。今大会をしっかり勝ち抜くことが大きい。まずは、この2025年の世界選手権で自分の力を出し切ればいい」と集中した。
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21歳での初優勝を振り返り「10年もたっているのかと思うと…長い期間、日本代表として戦えているのは誇らしい。10年前と比べると大きく成長している」と自信を見せた。
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