『RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO』でヴガール・ケラモフと対戦する木村柊也 (C)ORICON NewS inc.■『RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO』全選手インタビュー(12日/札幌市内ホテル)
メインイベントで元フェザー級王者のヴガール・ケラモフと対戦する木村柊也が、2日後の試合に向けて「しっかり準備はできた。(対策は)バッチリだと思います」と自信をにじませ、アップセットを期待するファンの声に対して「しっかり期待に応えようかなと思ってます」と意気込みを語った。
【動画】平本蓮、ケラモフVS木村柊也を語る「意外にワンチャンある」王者・シェイドラエフ撃破の分析も 木村は大学時代に日本拳法の日本王者となり、MMAに転向して4戦連続で全て初回KO勝利。3月の香川大会でRIZIN初参戦し、黒帯柔術家の横山武司に強烈な打撃を浴びせて1ラウンド54秒でKO勝利すると、勢いそのままに元王者と札幌大会でメインでの対戦が決定した。
圧倒的なパワーを誇るケラモフに対して「組んだらチカラがすごい強いだろうな」と警戒するも「ゴングが鳴ったら倒しに行くんで、早い段階で倒れるんじゃないかなと思います」と今回も秒殺KOを予告した。
RIZIN初戦を終えた段階では「一つひとつ段階を踏んでいきたい」と語っていたが、2戦目にして元王者のケラモフと対戦することについて「どっちにしろ2年以内にやっていた相手だと思ったので、今やるのか2年後にやるのかっていう話ですし、こんなチャンスなかなか来ないので、しっかりやりたいです」と前向きに捉えている。
この試合の勝者が、7月27日開催の『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』(さいたまスーパーアリーナ)で、ラジャブアリ・シェイドゥラエフの持つフェザー級ベルトの挑戦者の第一候補となることが、先日の会見で榊原信行CEOから明かされていた。
突然のビッグチャンス到来に「1周間前に急に言われてビックリしましたけど、目の前の試合をクリアしないとその話はなくなるので、今は全然頭に入れていないです」と2日後のケラモフ戦に完全集中している。
前戦は地元の徳島に近い香川大会で、大勢の応援団が駆けつけた。今回は遠く離れた北海道での大会となるが「地元から70人くらい来てくれます」と笑顔も見せた。