米の高騰が続き、2020年度米の販売が本格的にスタートした2025年6月。少しでもおいしい米を食べるため、品種の情報が気になっている人も多いのではないでしょうか。米どころに住む人から「おかずなしでもうまい」と思われている米の品種はチェックしておきたいですよね。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、北海道・東北在住の男女を対象に「おかずなしでもうまい米の品種はどれ?」というテーマでアンケートを実施しました。
産地やブランドによって個性が異なるさまざまな日本の米の品種の中で、北海道・東北地方に住む人から「おかずなしでもうまい」と思われていたのはどの品種だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
第2位は「あきたこまち」でした。「コシヒカリ」と「奥羽292号」を交配し、1984年に誕生したあきたこまち。秋田県生まれの歌人・小野小町にちなみ「あきたこまち」と命名されました。
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そんなあきたこまちは、「アミロペクチン」や「アミロース」といったデンプン質がバランス良く含まれており、冷めてもご飯が硬くなりにくいのが特徴。また、海外の高いカドミウム基準値に合わせて低吸収性品種を導入した「あきたこまちR」の栽培も進められています。
第1位は「コシヒカリ」でした。「農林22号」と「農林1号」を人工交配し、さまざまな栽培試験を経て1956年に誕生したコシヒカリ。誕生の地である「越後の国」に光り輝くような米になるようにという願いを込め、「コシヒカリ」と名付けられました。主に新潟県を産地とし、新潟県の魚沼地域や兵庫県の丹波篠山市、福島県の会津地方などで栽培されています。
そんなコシヒカリは、適度な粘りともちもちした食感が特徴。炊き上がった米はツヤツヤとした光沢があり、ふっくら丸みを帯びています。米そのものに甘みがあることから、「おかずなしでもうまい」と評価する人が多いのではないでしょうか。
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