学生キャストに感心したことを明かした上白石萌音(C)ORICON NewS inc. 俳優の當真あみが主演を務める日本テレビ系7月期水曜ドラマ『ちはやふる−めぐり−』(7月9日スタート、毎週水曜 後10:00)の制作発表会見が13日、都内で行われた。映画版から継続して出演し、顧問役を務める上白石萌音が、学生キャストの印象を語った。
【集合カット】華やか〜!和の衣装で登場した上白石萌音&藤原大祐ら豪華出演者たち 会見には、主人公・藍沢めぐる(當真)と共に成長していく、梅園高校・競技かるた部の部員を演じる齋藤潤(白野風希役)、山時聡真(与野草太役)、嵐莉菜(村田千江莉役)、高村佳偉人(奥山春馬役)、坂元愛登(八雲力役)、かつて綾瀬千早(広瀬すず)や大江奏(上白石萌音)が作り上げた瑞沢高校・競技かるた部の部員を演じる原菜乃華(月浦凪役)、藤原大祐(折江懸心役)、めぐるたちの前に立ちはだかる古豪の北央学園・競技かるた部の部員を演じる大西利空(奥山翔役)、梅園高校かるた部の顧問として赴任してきた大江を演じる上白石が登壇。MCは同局の梅澤廉アナウンサーが務めた。
学生役キャストの芝居について、上白石は「言葉を交わさなくても目でわかる。現場でお芝居を見ていて、悔しいなと思うことがありました。あまりにもいいお芝居をなさるので」と感心。「見ているだけで自然と生徒を愛して応援する先生の気持ちになれたので感謝しています」と、優しい先生の表情を見せた。
続けて「高校生がこんなにかわいいわけなないと思いながら日々過ごしていました、とってもまぶしかったですし、心を動かされました」と尊敬のまなざしを向けた上白石。自身が生徒役で出演していた映画版の撮影と比較して「撮影中はそれぞれ、よせ鍋のようにお芝居を作っていたのですが、畑から耕してお芝居を作っているような感じがあり、面白かったです」と、分析した。
原作『ちはやふる』はシリーズ累計発行部数2900万部を超える大ヒット漫画で、「第2回マンガ大賞2009」「第35回講談社漫画賞 少女部門」など数々の賞を受賞。2016年、18年に映画化された『ちはやふる−上の句・下の句・結び−』では、瑞沢高校に入学した主人公の綾瀬千早(広瀬すず)が、仲間と共に競技かるた部をゼロから作り、全国大会優勝を目指し、成長していく物語が描かれた。野村周平、新田真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、佐野勇斗、優希美青、清原果耶、松岡茉優、賀来賢人らが出演したことでも話題となり、シリーズ累計興収45億円を突破する大ヒットシリーズとなった。
今作は、映画から10年後の世界を描く。廃部の危機にある梅園高校・競技かるた部のめぐるが、顧問として赴任してきた大江と出会い、成長していく姿が描かれる。そして、全国大会出場を目指し、高校最強の瑞沢高校に挑んでいく。