街の「100円ショップ」で見かける、気になるデバイスを実際に買って試していく本連載。今回は、700円で買えるダイソーの「カチカチ音がしないワイヤレス静音マウス」(SC-Mouse 1585)をチェックした。
●おことわり
本記事に掲載されている商品は、全ての店舗で販売されているとは限りません。また、全てのスマートフォン/タブレット/PCでの動作を保証するものではありません。
●主な仕様をチェック!
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本製品はシンプルな3ボタンマウスで、サイズは、約58(幅)×111(奥行き)×28(高さ)mmと、かぶせ持ちに適した平たい形状になっている。重量は実測で58g(USBレシーバーを除く)と軽量だ。
パッケージに「カチカチ音がしない!」と記されている通り、左右のクリックボタンとホイールは静音性が高い。ただし、ホイールボタンとDPI変更ボタンは静音化されておらず、かなりのクリック音がする。
一方のDPI切り替えスイッチは、押すたびに800/1200/1600DPIの3段階で切り替えられる。いずれも遅すぎず速すぎずというところで、好みで切り替えて使うといいだろう。
製品名の「ワイヤレス」という通り、付属のUSBレシーバーを使った2.4GHz帯の無線と、Bluetooth 5.0に両対応しており、用途に応じて選べる。USBレシーバーはマウス裏面にはめ込めるため、持ち運びにも便利だ。
マウス本体には、リチウムイオン電池(容量は300mAh)を内蔵している。公称の動作時間や充電回数は記されていないが、充電時間は約20分で済む。しかし、充電用のケーブル(microB)はパッケージに付属していないので、ユーザーが別途用意する必要がある。
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それでは、実際にPCに接続して試してみよう。
●意外にも普通に使えるワイヤレスマウス
さて、気になる使用感だが、無線/Bluetoothのどちらも至って普通に利用できる。3種類あるDPIは好みもあるが、利用するPCの解像度が4K(3840×2160ピクセル)なら1600DPI、フルHD(1920×1080ピクセル)なら800DPIと切り替えて使うのもアリだ。
また、左右のクリックボタンは製品名の通り静音性も高く、静かな場所で利用しても気にならない。ABS樹脂製のため見た目はややチープだが、本体裏面のソールは2点構成で滑りも良い。
スリムな形状かつ軽量ゆえに胸ポケットなどに入れても気にならず、高い静音性も期待以上なのは好印象だ。
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利用していて気になるのは、やはり充電端子がmicroBタイプと古い部分だ。せめてUSB Type-Cなら良かったのにと思うが、これは後継モデルに期待したい。また、細かいところではボタンのカスタマイズは行えず、暗所で使うと本体内蔵の青いLEDがボディーを透過して目立つところも目に付いた。
700円という価格は、他のダイソー製品に比べると高めに感じるかもしれないが、ワイヤレスマウスとしては格安で有用、満足度も高い。ゲーミング用途はともかく、オフィスや学校、自宅で利用するマウスとしては必要十分だ。
普段使っているマウスのバックアップとして、1台忍ばせておくという用途にもぴったりだろう。
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