
悪口メールを間違って本人に送ってしまったら、送られた方も気まずいだろう。上下関係がはっきりしている者どうしなら尚更だ。投稿を寄せた40代女性は、知り合いの女性社長が経営する会社へ遊びに行った際、こんな会話を耳にしたという。
「あの子(男性社員)に間違って、ナミさん(女性社員)に送るつもりのメール送っちゃって……あの子の悪口だったのよー」
つまり社長が部下に誤爆メールを送ってしまったのだが、その後もやっかいな事態になっていたという。(文:西荻西子)
「私は聞いていて理解できませんでした」
男性社員に言った悪口について、社長はこう弁解したそうだ。
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「だって、あの子、私のスケジュール管理をしようとしてくるんだもの。でもそしたら、あの子、会社に来なくなっちゃってー」
これに投稿者は、「どうやら女社長は、若い男性社員が業務改革として、スケジュール管理のソフトを導入しようとしたことが気に入らなかったようでした」と推測した。
一方で、男性社員の心情についても同情するようにこう書いている。
「おそらく提案した男性社員は、女社長のスケジュールがわからなくて仕事上、困っていたのだと思います。スケジュール管理のソフトはどの職場でも使われていますから、女社長がそこまで反発する理由が、私は聞いていて理解できませんでした」
こう社長の理不尽さを指摘し、「きっとほかにも色々あったのでしょう。若い男性社員が、出社拒否したくなるのもわかるような気がしました」と思いを明かす。男性社員がどう思っているかは想像するしかないが、このまま辞めてしまってもおかしくはないだろう。
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一方、社長の話の聞き役になっていた女性社員については、「(社長に)合わせるしかないようでした」と理解を示した。
「二人のやりとりを見ていた私は『普段もこんな感じなのかなー、この女社長と仕事するのは大変そうだなー』と思いました」
その後、投稿者は社長から「社員にならないか」と誘われたが、「もちろん断りました」とコメントしている。
※キャリコネニュースでは「社内チャット・メールでの赤面『誤爆』エピソード」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/2ED74NMT
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