去就に注目が集まっているギェケレシュ [写真]=Getty Images スポルティングに所属するスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュは、チャンピオンズリーグ(CL)出場権のないマンチェスター・ユナイテッドへの移籍は望んでいないようだ。14日、イギリス紙『ガーディアン』や、ポルトガルメディア『レコード』などが伝えている。
現在27歳のギェケレシュは母国のIFブロマポイカルナでプロデビューを飾り、その後はブライトンやザンクトパウリ、スウォンジー、コヴェントリーなどでのプレーを経て、2023年夏にスポルティングに加入。昨シーズンのプリメイラ・リーガ制覇に大きく貢献すると、リーグ2連覇を達成した2024−25シーズンも公式戦52試合出場で54ゴール13アシストを記録するなど、公式戦通算では102試合出場で97ゴール28アシストという成績をスポルティングでは残している。
そんなギェケレシュのスポルティングとの現行契約は2028年6月30日までとなっているものの、マンチェスター・ユナイテッドやアーセナルなど数多くのクラブから関心が寄せられていることから、去就には注目が集まっている。
なかでも、昨年11月までスポルティングを率いていたマンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督は再建に向けてギェケレシュの獲得を希望していることも噂されているが、同選手としてはチャンピオンズリーグ(CL)への出場を望んでいるため、マンチェスター・ユナイテッドに移籍する意思はない模様で、アーセナル移籍を最優先に考えていることが伝えられている。
なお、アーセナルのミケル・アルテタ監督としてはライプツィヒに所属する現在22歳のスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコの獲得を優先に希望しているため、ギェケレシュの獲得に積極的に動くは不透明となっている。
一方、『ガーディアン』によると、ギェケレシュの代理人は同選手がマンチェスター・ユナイテッドに対してアーセナルへの移籍を望んでいるわけではないことを伝えたとも報じられており、実現の可能性は低いものの、マンチェスター・ユナイテッド行きの可能性は残されているようだが、果たして同選手は来季どこでプレーすることになるのだろうか。