フィオレンティーナ就任が迫っているピオリ監督 [写真]=Getty Images フィオレンティーナが、アル・ナスルを率いるステファノ・ピオリ監督の招へいに近づいているようだ。14日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。
現在59歳のピオリ監督はサッスオーロやボローニャ、ラツィオ、インテル、フィオレンティーナ、ミランなどでの指揮を経て、昨年9月にアル・ナスルの指揮官に就任した。しかし、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)準決勝で川崎フロンターレに2−3で敗れると、サウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)を3位で終え、ACLE出場権獲得も逃す結果に終わった。
アル・ナスルとは1シーズンあたり1200万ユーロ(約20億円)の年俸で2027年6月30日まで契約を残しているピオリ監督だが、結果が芳しくなかったことから、就任からわずか1年で同クラブを離れることが濃厚となっている。
そんなピオリ監督には古巣のフィオレンティーナから関心があり、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、すでに3年契約を締結することで口頭合意に至っていることが伝えられている。
正式発表に向けて残す問題はピオリ監督がアル・ナスルと早期に契約解除に合意することだが、かつては1989年から1995年までプレーし、その後2017年から2019年まで監督を務めた古巣フィオレンティーナに同監督が復帰することは時間の問題になっているようだ。