食中毒で営業停止処分中に弁当を販売したとして経営者らが逮捕された「日本料理 喜一」=16日午前、大阪府河内長野市 食中毒で営業停止処分中に弁当を販売したとして、大阪府警は16日、食品衛生法違反容疑で、河内長野市の日本料理店「日本料理 喜一」の経営者、北野博一容疑者(69)ら男女3人を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。同店はミシュランガイドに掲載歴があるという。
捜査関係者によると、同店は2月16日、保健所から食中毒で営業停止命令を受けていたのに、仕出し弁当を11個販売した疑いがある。
大阪府によると、同店では2月、客の男女数十人が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴え、保健所はノロウイルスによる集団食中毒と判断。同15日に2日間の営業停止命令を出していた。