
うっかりミスは誰にでもあるが、個人情報の塊であるスマホを失くしたら…生きた心地もしないだろう。兵庫県の60代男性は、ホームセンターで財布とスマートフォンを置き忘れた際の体験を語った。
男性はある日、ホームセンターで商品の裏に書かれた小さな説明文を読もうとしていた。集中するために、持っていた財布とスマートフォンを「棚の上に置いた」というが、これが間違いのもとだった。(文:篠原みつき)
「真っ先に思ったのが『どこかで盗まれた?』でした」
説明文を一通り読み終え、納得したものの「後日改めてまた買いに来よう」と店を後にした男性。しかし、車を数分走らせたところで、違和感を覚えた。
「スマホと財布がないことに気づき………あの時の感覚は今でも忘れられません。頭が真っ白になるとはまさにあのことでした。真っ先に思ったのが『どこかで盗まれた?』でした」
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いくら車内を探しても見つからず途方に暮れていた最中、先ほどのホームセンターでの行動を思い出した。
「それからはもう祈る気持ちで引き返し、店の奥まで爆走しました」
幸いにも、男性が見ていたのはあまり人が立ち寄らない業務用の商品だったため、財布とスマホは棚の上にそのまま置かれていた。
無事に発見した男性は、安堵した瞬間の本音をこう明かす。
「実はその時に財布よりもスマホがあったことにほっとしました。スマホは銀行やPayPayのアプリが入っていたのである意味財布よりも大事でした。昔なら逆だったでしょうがそれも今の時代ならでは」
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この一件以来、男性は一時的であっても絶対に棚に物を置かないようにしているという。さらに「どうしても人間なので一瞬頭から離れてしまうことはあることですが皆さんも気をつけてください」と注意を呼びかけた。
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